【陜川聯合ニュース】韓国南東部の慶山南道陜川郡の撮影所「陜川映像テーマパーク」で10日から3日間、テレビ朝日の開局55周年特別企画ドラマ(タイトル未定)の撮影が行われた。同郡が12日、明らかにした。
 映画「少年H」、ドラマ「めんたいぴりり」、映画「道~白磁の人~」に次いで同映像テーマパークで撮影された4番目の日本の作品になる。
 藤田明二氏が総監督を務める同ドラマは、1964年の東京オリンピック開催にまつわるエピーソードを素材にしたもの。竹野内豊、松山ケンイチ、笹野高史などの人気俳優が出演する。
 日本や中国・上海など東アジア各地がロケ地として候補に挙がるなか、最終的に陜川郡で撮影されたことから、同郡は今後映像テーマパークが国際的なロケ地として知られる重要なきっかけになると期待を示した。また、映像テーマパークのセットが精巧なつくりであることが高く評価されたとして、これからの日本の作品の撮影誘致に拍車がかかるとみている。
 同テーマパークは2004年に建設された。1920年代~1980年代を背景にしたオープンセットで、韓国ドラマ「エデンの東」や映画「ブラザーフッド」など67作品の撮影が行われた。

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