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韓国で700万人以上を動員、「猟奇的な彼女」や「建築学概論」を抜き、恋愛映画ジャンルの歴代一位の興行成績を塗り替えた「私のオオカミ少年」が、5月25日より日本でも公開され、メイン館では2週目の週末も早々に全回完売になるなど、話題となっている。

韓国映画「私のオオカミ少年」のキャスト、公開日、あらすじ

 特に、ツイッターなどのSNSでは「主人公二人の相手を一途に想うピュアな気持ちに感動。今まで観た映画で一番泣いた」「もう号泣しすぎて頭が痛いくらい、これは絶対に見たほうがいい!」といった“号泣&絶賛”コメントにあふれ、これらの口コミ効果もあって、公開後、日に日に尻上がりで観客数を増やしている。

 日本でも本作が女性層を中心に「泣ける」作品として支持されている理由を、ライター・リサーチャーの松谷創一郎氏は「全方位的な訴求力がある非常に普遍的な物語に、日本の少女マンガテイストをうまく取り込み、恋愛ファンタジーとして、うまくリアリティをもたせた作品の出来の良さがある」と語る。

 「オオカミ少年のような異形の存在が人間と交流する物語は、東洋・西洋を問わず神話や昔話に多く、映画では古くは『フランケンシュタイン』そして名作『シザーハンズ』や近年では吸血鬼を描いた『トワイライト』そして、日本でもアニメで『おおかみこどもの雨と雪』が大ヒットしたように、こういう物語はいつの時代でも強く訴求する可能性がある。そこに、本作は実際に世界各地で報告されてきた狼少年=狼に育てられた人間、という実話の要素を加え、さらに(韓流ドラマにも同じことがいえるが)日本の少女マンガテイストを強く含んでおり、日本の女性、特に少女マンガを誰でも楽しんだ中年の女性層にはジャストフィットしたといえるでしょう。また、この作品は恋愛ファンタジーなので、リアリティラインの調整がとても重要で、“ありえない話”にいかに説得力をもたせるかがカギとなるが、本作は“狼男(神話)+狼少年(実話)”という調整をして、ファンタジー要素を少し抑え、時代を1960年代に、そして老いた女性の回想という個人の記憶=主観にすることにより、ファンタジックな表現を許容されるようになるところも秀逸。さらには、少女マンガでは定番の表現手法である、逆光カットの多用も非常に印象的。もっと若い10代の女の子にも観てほしいし、十分に楽しめる作品では」と分析している。

 また今回、この反響を受け、オオカミ少年を演じた主演のソン・ジュンギから御礼コメントが到着した。「日本で『私のオオカミ少年』の反響が良いと聞いて、とてもうれしいです。この作品は、韓国では多くの共感を得ましたが、所変わればなわけで、共感してもらえなかったらどうしようと心配もしていましたし、日本の観客の皆さんがどんな反応をされるのか、すごく気になっていました。日本でも、こうして良い反応をいただき、映画を楽しんでいただけて、すごくうれしくて感激しています!これからも『私のオオカミ少年』を応援してくださいね。本当にありがとうございます!」

 今はやりの「涙活」映画として、さらなる盛り上がりが期待される「私のオオカミ少年」は新宿シネマカリテほか全国順次公開中。また6月8日(土)よりシネマート心斎橋などでも公開される。なお新宿シネマカリテでは6月8日(土)から、ここでしか見られない、ソン・ジュンギの特別インタビュー映像を本編上映前に独占上映する。

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