ソウル東部地裁は、詐欺と特定犯罪加重処罰法上の報復犯罪容疑で起訴されたクリスに対し、懲役1年、執行猶予2年を宣告したと31日、明らかにした。
クリスは2011年4月から12月まで、韓国人女性の恋人ユン氏(36)から30回にわたり3240万ウォン(約300万円)を借りたまま返済せず、昨年10月に起訴された。
クリスは、自身が告訴された事実を知り、昨年4月6日ユン氏の自宅を訪ねて周辺を撮影し送信。ユン氏のマイナスイメージや個人情報を公開するという内容の脅迫文を携帯電話メッセージで送信したという。
裁判所は「被害者が被告人を信頼していた心理を利用し、何度も嘘をついてお金を借り、さらに脅迫メッセージを送信するなど罪は軽くない。被害回復のため、積極的に努力することもなかった」と明かした。
0