イ・ヒョリのニューアルバム「Monochrome」
イ・ヒョリのニューアルバム「Monochrome」
韓国歌手イ・ヒョリが3年ぶりに披露したアルバム「Monochrome」で主要オンライン音源チャートを席巻したことがわかった。

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 21日所属事務所B2Mによると21日の正午に公開された5thアルバムタイトル曲「Bad Girls」はMelon(メロン)、olleミュージック、NAVERミュージック、Bugsなど主要リアルタイム音源チャート1位を席巻したという。

 これだけでなく21日の午後6時現在olleミュージックとBugsで8曲、NAVERミュージックで7曲など、多数のアルバム収録曲を10位圏内にランクインさせた。

 今回のアルバムでは何よりもレトロを標ぼうしたイ・ヒョリの音楽的な変身が目にとまる。「10 Minutes」(2003)や「U-Go-Girl」(2008)、「Chitty Chitty Bang Bang」(2010)などヒップホップを加えたダンスを主として披露した彼女は今回のアルバムでアナログサウンドを前面に打ち出した。

 イ・ヒョリはアルバムの共同プロデューサーとして名を挙げただけでなく、全16曲のうち作曲までした「Miss Korea」を含め9曲の作詞を自らが手がけるなど、音楽的才能も大幅に高めた。

 彼女のカラーが最もよく現れた曲は、タイトル曲の「Bad Girls」だろう。

 「少女時代」の「I GOT A BOY」や「GENIE」などを制作したノルウェーの作曲チームミュージックデザインの作品だ。ギター、ドラマなどアナログバンドサウンドがリードしていくレトロ風ダンス曲だが、導入部など随所にリズミカルな鍵盤演奏を配置し、イ・ヒョリのラップを入れて退屈な隙間をなくした。

 イ・ヒョリは直接作詞した同曲で、型にはまった女性像を拒否し、堂々とした女性になれと唱える。外見至上主義をひねった「Miss Korea」の延長線上にあるのだ。

 イ・ヒョリのメッセージは、同日に公開されたミュージックビデオ(MV)を通して、より一層強烈に表現された。彼女は自分を性的対象として見つめる男性に向かってコミカルな報復をし、むしろ“悪い女”になると宣言する。序盤の子どもを産むシーン、卑猥に見つめる男たちの前で足を広げるシーンなど、果敢な演技もやりきった。

 所属事務所は元々「Bad Girls」MVを物語バージョンとダンスパフォーマンスの2種類のバージョンで制作したが、完成度を考慮してこの日は物語バージョンのみを公開。ダンスパフォーマンスバージョンは後ほど公開する計画だ。

 アルバムにはこの他にも新人ラッパーBeenzinoがフィーチャリングした「Love Radar」やレトロ風ロック「Full Moon」、速いテンポのカントリー曲「愛の不渡り小切手」、女性お笑い芸人アン・ヨンミがフィーチャリングした「狂って」などが収められた。イ・ヒョリの恋人であるイ・サンスンは「Miss Korea」と「Show Show Show」のギター演奏を務めた。

 所属事務所は「イ・ヒョリの様々な雰囲気を感じられるアルバム」とし「スペシャル・リミティッド・エディションとノーマル・エディションの2種類の仕様のうち、スペシャル・リミティッド・エディションは発売前の事前予約だけで品切れになった」と伝えた。

 なお、イ・ヒョリは22日午後6時Mnet(エムネット)「2HYORI SHOW」を皮切りに本格的な放送活動に乗り出す。

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