記者の質問に答えるソン・スンホン=23日、楊州(聯合ニュース)
記者の質問に答えるソン・スンホン=23日、楊州(聯合ニュース)
「思い悩むことなくただ一人を見つめる一途な愛。男らしくて魅力的ではないですか」――。
 
 MBCテレビで放映中のドラマ「男が愛する時」に主演する俳優のソン・スンホンが23日、ソウル近郊の京畿道・楊州で開かれた記者懇談会で、自身が演じるハン・テサン役について語った。
 
 ソン・スンホンはドラマが好評を得ていることについて「家族を失い孤独の中で冷徹に生きてきた男が初めて愛を感じて隙を見せる。その意外な姿に多くの方が共感し、興味を持ってくれるようだ」と分析した。
 
 テサンは幼い頃に母親に捨てられ、裏社会で育った実業家。捨てられた心の痛みを忘れられず、誰かを愛することができずにいたが、偶然出会ったソ・ミド(シン・セギョン)に思いを寄せるようになる。しかし、ミドがテサンとイ・ジェヒ(ヨン・ウジン)の間で揺れ動く姿を見て苦悩する。
 
 ソン・スンホンは自身の恋愛のスタイルについて「いつもまず先に好きになる。相手は初めから全てを受け止めてはくれず、いつも私が心を引かなければならない」と述べた。実際にミドのように思いがかなわなかった女性がいるかとの質問には「もちろんです。振られたこともあります」と明かした。
 
 「男が愛する時」の視聴率は11%台をマークし、水・木曜に放送される同時間帯の地上波3局のドラマではトップを維持している。今後の視聴率の目標を問われると「今後はもっと激しいストーリーが展開するので、もっと(視聴率も)上昇するのではないか」と期待を込めた。
 
 また、「自分が愛する誰かが他の人を見つめることほど悲しいことはない。今後の展開でテサンがどのように傷つき、爆発して行動するかに期待してほしい」と自信をみせた。

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