「チャン・ギハと顔たち」が企画したキュレーションコンサートシリーズ「顔たちとゲストたち」
「チャン・ギハと顔たち」が企画したキュレーションコンサートシリーズ「顔たちとゲストたち」
韓国バンド「チャン・ギハと顔たち」が米国の伝説的なパンクロックバンド「テレヴィジョン(Television)」と合同公演を行うことがわかった。

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 音盤・公演企画会社は2組のバンドが来る5月12日、漢南洞(ハンナムドン)ブルースクエア・サムスンカードホールで一緒にステージに上がると2伝えた。

 「チャン・ギハと顔たち」が企画したキュレーション(curation)コンサートシリーズ「顔たちとゲストたち」のファーストスエージだ。

 キュレーションコンサートとは、ミュージシャンがキュレーターの役割を担い、観客に自身が好きなミュージシャンを紹介する講演を意味する。英国のATP(All Tomorrow's Parties)フェスティバルがその代表だ。

 「チャン・ギハと顔たち」の最初のゲストである「テレヴィジョン」は「ヴェルヴェット・アンダーグラウンド」、「ラモーンズ」、パティ・スミスなどと共に1970年代のニューヨークロック音楽界の底力を世界に見せつけたバンドだ。

 1973年、ニューヨークで結成された同バンドは1977年に発表したメジャーレーベルデビューアルバム「Marquee Moon」でローリングストーン、ピッチフォーク、オールミュージックなど、ほぼすべての音楽専門メディアで満点に近い評価を受けた。

 「テレヴィジョン」は2ndアルバム「Adventure」(1978)発売直後、突然解散を宣言し、1991年に再結成。その後は解散と再結成を繰り返し、断続的に活動している。

 今回の公演ではボーカル兼ギタリストのトム・ヴァーレインなど「Marquee Moon」レコーディング当時のメンバー3人と新たに迎え入れたギタリストのジミー・リップが出演する。

 「チャン・ギハと顔たち」は「テレヴィジョン」の音楽を紹介するキュレーター役をすると同時に演奏者としてステージに上がり、既存のヒット曲や新曲を披露する予定だ。

 一方「チャン・ギハと顔たち」は28日汝矣島(ヨイド)・現代ガード本社で記者懇談会を開き、新しい音源流通方式である「白紙小切手プロジェクト」を発表する。

 「白紙小切手プロジェクト」とは、消費者が直接音源価格を設定するプロジェクト。

 「チャン・ギハと顔たち」は現代カードのミュージックフリーマーケットと手を組んで、29日に発表するニューシングルを同方法で販売する予定だ。

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