E7
E7
K-POP界にまたひとつ“台風の目”が登場した。ことし8月「Don’t Let You Go」、「U」でデビューした「E7」だ。リーダーのWooSu、IZ、Iri、Goup、Lucky、Bokeunからなる6人組の「E7」は、韓国デビュー4か月前の4月に来日し、記念すべきデビュー曲のミュージックビデオ(MV)を日本で撮影。「日本が大好き!」と話す彼らは、ワールドワイドな活動を視野に入れ、日々奮闘中だ。

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 本格的に日本語の勉強もスタートさせ、夢を叶えるための努力は惜しまないという6人。そんな「E7」が来日し、新大久保で行われた無料の公開練習にはたくさんのファンが詰め掛けるなど、早くも日本での人気は急上昇中だ。

 今回、忙しいスケジュールの合間を縫ってインタビューに応じてくれた「E7」がデビュー秘話やプライベート、大好きな日本について語ってくれた。

<b>-「E7」の意味</b>
WooSu:「E7」は秀でた7人という意味です。僕たちは6人組なのに、どうして7が付くのかと気になる方も多いでしょう。「E7」は皆さんを含めて7人なので、7番目のメンバーはファンの皆さんです!

<b>-デビュー前と後で変わったことは?</b> 
IZ:昔の友だちから数年ぶりに連絡がきました。10年前に数回だけ遊んだことのある友だちから「久しぶり!元気だった?会いたかったよ」と電話やメールが殺到しましたよ(笑)。でも、そうやって僕を思い出してくれたことに感謝していますし、とてもうれしく感じました。そして、デビューしたということは、僕の夢が叶ったということなので幸せです。
Goup:外出するとき、身だしなみに気を配るようになりました。練習生として過ごしていたころは、特に何もせずにそのまま家を出ていましたが、最近は“おしゃれ”をしてから出かけます。
Lucky:デビューして公の人になったわけなので、言動にもさらに気をつけるようになりました。僕たちを見て、皆さんには幸せな気分になっていただくわけなので、些細なことにも気をつけて生活するようになりましたね。

<b>-歌手を目指したきっかけは?</b> 
IZ:BoA先輩がテレビ番組で「アトランティスの少女」を歌って踊る姿を見て、強い憧れを抱きました。いま、BoA先輩と同じ舞台に立っていることを幸せに感じます。
Bokeun:幼い頃から音楽が大好きだったので、自然と歌手を目指すようになりました。
Goup:昔から歌、ダンスが大好きで人前に立つことにも興味があったので、歌手という道に進みました。
Lucky:僕も歌が大好きで歌手に憧れていたのですが、地方に住んでいたということもあり、昔はただ“夢”のひとつでした。叶えることは難しいだろうな、と思っていたのですが、憧れが目標へと変わり、単身ソウルに上京して、ついに夢を実現させました。
Iri:小学生のころにテレビで見ていた歌手に憧れて、夢みるようになりました。その後、高校生で歌を習い、大学でも音楽関係の勉強をしています。
WooSu:両親がやれと言ったから歌手になりました。…というのは冗談で(笑)、PSY先輩のステージやパフォーマンスを見て、幼心に衝撃を受けました。「僕もいつかPSY先輩のようなステージを披露したい」と思ったのがきっかけです。

<b>-もし歌手になっていなかったら?</b> 
IZ:僕は、医者になっていたと思います。病気の父を見て育ったので、幼いながらに「いつかお父さんを治療してあげるんだ」と強く思っていました。医大もしくは医療系の専門学校に通おうと考えていた矢先、音楽という違う夢が拓けて、悩んだ末に歌手を選びました。
Bokeun:僕は高校生なので、普通の学校生活を送っていたと思います。きっと大学の進路について悩んでいたでしょう。
Goup:そろそろ軍隊に入る年齢なので、周りの友だちと同じ時期に入隊していただろうな。
Lucky:僕は電気関係の勉強をしていたので、学んだことを生かして電気関連の会社に勤めていたんじゃないかな。
Iri:以前、ショッピングサイトのモデルをしていました。歌手になっていなければ、ファッションモデルの仕事をしていたかもしれません。
WooSu:僕は学生生活もして、軍隊にも行って、全て終わったら経営に携わっていたと思います。CEOとまではいかなくても、きっと経営に関わる仕事をしていたでしょう。

<b>-「E7」が目指すグループとは?</b> 
WooSu:僕たちの曲が流れたら、それを聞いた人たちが一発で「E7だ!」とわかるグループになりたいです。
Iri:僕も同感。誰しもが僕たちの歌を口ずさんだり、「E7の曲だね」とわかってくれたり。それが歌手にとって最高の幸せだと思います。

<b>-日本、そして日本ファンの印象</b>
Iri:空気と街がきれいで、人が親切だと感じました。
Goup:MVの撮影で日本に来たのがちょうど春だったので、桜の美しさに感動しました。
Lucky:日本のファンの皆さんは“初恋”相手のようだな、と感じました。近づきたくても簡単には近づけない、そしてドキドキする、そんな印象でした。

<b>-日本でMV撮影をした際のエピソード</b>
IZ:頭を切って血を流しました。そんな僕を見て社長は「大ヒットする前兆だ」と言って、皆で肩を組んで「ファイティング!」と叫んだのですが、僕だけは痛くて意識が朦朧(もうろう)としていました(笑)。


<b>-日常生活と休日の楽しみ</b>
Lucky:韓国では宿舎で共同生活をしています。練習が終わってからカフェでお茶を飲みながら話したり、休日には映画を観に行ったりします。
Iri:家族と離れて生活しているので、実家に帰ることも楽しみです。
Bokeun:練習がない日には、日本語の勉強も頑張っています。8か月ほど勉強しているのですが、難しいけど楽しいです。
WooSu:6人で生活しているので、毎日違った“事件”が起こって楽しいですよ。男だけの部屋なので、匂いもしますけど(笑)。
IZ:“匂い”が僕たちの情熱であり、努力の結晶だと思っています。だから、その匂いを嗅ぐのが好きです(笑)。

<b>-お気に入りの日本料理</b>
IZ:何といっても刺身が大好きです!
Bokeun:全部好きなのですが、どの国に行っても食べることができるチキン!日本では、唐揚げをよく食べます。
Goup:日本で食べたケバブがとてもおいしかったので忘れられません。日本料理の中では寿司が好きです。
Lucky:僕は温かいおでんと天ぷら!いつか恋人と一緒に日本のおでんを食べたいなぁ。
Iri:ラーメンとカツ丼が好き!
WooSu:僕は、うどん!でも日本料理は口に合う物ばかりで、何を食べてもおいしいです。

<b>-日本で行ったみたい場所</b>
IZ:東京タワーと温泉に行ってみたいなぁ。
Goup:僕は動物園に行きたいです。
Iri:新宿、原宿、銀座…。6人で出かけられればどこでも良いです。お金と地図だけ握り締めて、自由な旅行ができたら楽しそう!
Bokeun:僕は以前、アニメの中で見た“線路の両脇に木が生い茂っていて、その間を汽車が走っている風景”が忘れられません。場所ははっきりわからないのですが、あそこに行ってみたいです。アニメでは、恋人が別れるシーンに登場したのですが、切なくて美しい場面でした。

<b>-好きな女性のタイプ</b>
IZ:洋服をセンス良く着こなしている女性!そして、行動が可愛らしい人が好きです。
Bokeun:僕は心が美しくて、笑顔が可愛らしい女の子がタイプです。
Goup:きれいで背の高い女性!
Lucky:何より性格重視です。もちろん可愛かったら最高ですが、身長は高くても低くても、心が美しい女性に惹かれます。何だか合コンでの会話みたいですね(笑)。
Iri:僕を手助けしてくれるような女性が良いです。そして、僕の両親を大切にしてくれる心の温かい方とめぐり会いたいです。
WooSu:タイプというのは得にありません。何より性格が合う女性が一番です。

<b>-今後の活動計画</b>
Iri:日本での活動に力を入れていく予定です。韓国では来年、2枚目のアルバムをリリース予定なので、期待していてください。

<b>-日本ファンの皆さんへ</b>
IZ:「こんにちは!元気?」僕はクールにこの一言にしておきます(笑)。
Bokeun:もっとかっこいい「E7」になって戻ってきますので、応援してください!
Goup:これからもたくさん愛してください。
Iri:たくさんの関心と応援をよろしくお願いします。
WooSu:Twitter(ツイッター)やFacebook(フェイスブック)を通して、たくさんの応援メッセージをありがとうございます。全てに必ず目を通しているのですが、返信ができずに申し訳ない気持ちでいっぱいです。1つ1つのメッセージが僕たちにとって大きな力となっているので、この場をお借りして感謝の気持ちを伝えたいです。本当にありがとう!
Lucky:これからも努力し続ける「E7」でありたいです。応援よろしくお願いします。

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