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韓国ドラマ「美男<イケメン>ラーメン店」に続くイケメンシリーズの「美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート」。今回もイケメン俳優が多数出演し、女子のハートをくすぐる展開が待ち受けている。

韓国ドラマ「美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

 そんなイケメンバンド「眼球浄化」のメンバーを演じたヒョンジェ、ミンギュ、そしてミンソクが合同インタビューに応じた。彼らが演じて入り込んでしまったという役柄、そして実際の3人の関係など、息の合ったトークを披露してくれた。

<b>-自分が演じた役はどのような人物だと思いますか。</b>
ヒョンジェ:ドイルは、基本的に内気かつ寡黙で、あまり人前で自分の意見を主張しない人ですよね。男同士でいるときには男気があるけれど、好きな女性の前では尻込みをしてしまう。そこは僕自身と違うところかな(笑)。でも、片思いの女性を黙々と見守っているドイルのキャラクターは“アリ”だと思います。最終的には、その想いが通じたわけですし。

<b>-ヒョンジェさんは、肉食系?</b>
ヒョンジェ:僕は、肉食というわけじゃないですよ(笑)。一目惚れするタイプじゃないし、友達から発展するタイプです。でも、あんなに好きなのに何も言わないなんて、ありえないと思いませんか?ジヒョクとウギョンの仲を嫉妬しているくらいなら、自分の想いを伝えないと!

<b>-ハジンはどうでしょう。</b>
ミンギュ:ハジンは魅力の塊だと思います。プレイボーイのカサノヴァに見えますが、子供のようなピュアな気持ちを持っています。お姉さんの中で育ったという設定ですが、僕にも姉が2人いるので、理解できる部分が多かったです。ピュアで、純情、そして魅力的な男です。そう見えるように演じたつもりなのですが、どうだったでしょうか?それはこのDVDを見ている方の判断にお任せするしかないですね(笑)。

<b>-では、ギョンジョンは?</b>
ミンソク:ギョンジョンは、不思議ちゃん!ちょっとおちゃらけていて、しっかり者ではないけど、愛されるキャラだと思います。欲張りではなく、友だち思いで、配慮もできる“イイヤツ”です。「現実にこんな人いるかな?」と思うくらい(笑)。友だちのことで母親とケンカするくらいだから、きっと彼女がいても男友達を優先するタイプだと思うなぁ。「もしかして、新しいジェンダーに目覚めた役?」と思ったくらい、男の友情を大事にしてますよね。でも、こうやって皆で演技してみると一番気楽なキャラクターだったと思います。

<b>-ヒョンジェさんはプロのドラマーですが、プロとしてバンドである眼球浄化に共感する点はありますか。</b>
ヒョンジェ:このドラマに出演して「Mate」(2009年デビュー。ヒョンジェの所属する3ピースバンド、現在はメンバー入隊で活動休止中)時代を振り返る良い機会になりました。眼球浄化は全員がイケメンだけど、ビジュアルをウリにするバンドではなく、ひとりひとりが音楽に対する情熱があるところが「Mate」と似ていると思ったんです。眼球浄化に起こるさまざまなアクシデントは、「ちょっとオーバーなんじゃないか」と言われることもありますが、現実では何が起こるかわかりませんよね。だから、このドラマが大げさだとは思いません。現役のプロのミュージシャンとしても、共感する部分は多いです。ただし、音楽じゃなくて“オンナ”のことが原因で葛藤するのはちょっと…。でも、それもひとつのドラマ的な要素だけど(笑)。

<b>-ミンソクさんは、韓国の国民的オーディション番組「SUPER STAR K3」出身の歌手ですが、演技を経験した感想は。</b>
ミンソク:別の人として生きるって新世界!話をいただいたとき、何もわからないままやってみようと思いました。4話までは「俳優として、ちゃんとできているのか」と疑心暗鬼でした。でも演じてみると、いつの間にか役の性格と似てきて、自分のアイデンティティが混乱する部分もありました。友だちに会っても「キョンジョンみたい」って言われたし。「あ~、俳優ってこういう仕事なんだな」と感じました。

<b>-ミンソクさんとミンギュさんのトムとジェリーのような友情は、シリアスなドラマの中で、笑いをもたらしてくれていますね。</b>
ミンギュ:でも、こんな僕たちにも最初は遠慮があったんです(笑)。この2人の関係は、撮影に入る前にアイディア会議をして、それが反映されたものです。ドラマの中の僕たちはベストフレンドに見えますよね?実際にも、ベストフレンドになりました。
ミンソク:友だちになるために大事なのは、スキンシップです。撮影の時以外も、ミンギュくんを蹴ったり、お尻をさわったり、ずっとふざけていました(笑)。友だちになるためにバカみたいなこともたくさんして、精神的にもキョンジョンになりきろうと努力したんです。ふざけて他のメンバーを殴った時には「ヤバイ!」って思ったけど、ドラマの中で僕は殴られてばかりでしたよね…。ウギョンやお母さん、シウバにも!
ミンギュ:ミンソク君は殴られ方が上手くてウケる!撮影現場にも笑いが起こっていました。

<b>-2人だけではなく、全員仲が良いですね。この場にいない2人(ソンジュン、エル)の“ここだけの話”は。</b>
ミンギュ:多すぎでノーコメント!すみません。友情にヒビが入らないように(笑)。
ヒョンジェ:エル君はクールに見られていますが、打ち解けると“かわいらしさ”が出るんです。それが本当のエル君なんじゃないかな。

<b>-エルくんは、このドラマがきっかけで以前より社交的になったと思いますよ。</b>
ヒョンジェ:僕たちのことが好きなんじゃない?(笑)エル君は年齢でいうと「INFINITE」では真ん中。上と下に挟まれて、やらなければならないことも多いと思うんです。でも、このドラマでは末っ子だから素の姿を見せてくれたんだと思います。僕らもエル君のことをすごくかわいがったし。エル君は「INFINITE」の活動もあったのでスケジュールがきつくて大変そうだったけど、すごく頑張ったと思います。
ミンソク:僕もかわいがられましたよ、別の意味で。いっぱい殴られました!ウギョンやお母さんや、シウバとか…(笑)。

<b>-名場面を教えてください。</b>
ミンギュ:僕は、イェリムとヒョンスがTVの中でお互いを愛しそうに見つめ合って歌っている様子を見て泣くシーン。あのシーンを演じたとき、ハジンの複雑な気持ちが自分に投影されたのを実感しました。ちょっとおかしな奴に見えるけど、気持ちが入りました。
ミンソク:いっぱいありすぎます!キョンジョンには毎回名場面がありますよ、毎回が新世界!中でも気に入っているのは、14話でギョンジョンを連れ戻しに来たお母さんが友だちを悪く言うのですが、それに対して反抗するシーン。気持ちが高まりすぎて、オーバーリアクションになってきましたが、そうなるとカメラのアングルから外れるので気を遣いつつ(笑)。そこでキョンジョンとの一体感を感じました。
ヒョンジェ:僕は、16話からのドイルのキャラクターが一変する演技ですね。今まで築いてきた、ドイルのシックなキャラクターをすべて手放し、一気に転換しなくてはいけないくらいの変わりようなのですが、それが、素の自分に近いキャラクターなんです(笑)。暗いドイルから抜け出して、初のアドリブもできたので楽しかったです。13話くらいから、ドイルを演じていてどんどん面白くなってきました。その前は気持ちをずっと閉じ込めている、何を考えているかわからない人物でしたから。ジヒョクにウギョンをもっと大事にしろって言うあたりから、自分の感情を表すようになってきましたよね。そのシーンをきっかけに、僕もドイルに入り込んでいけるようになって、ドイルの感情が上手く表現できるようになりました。ドイルの人間らしさが出せるようになったと思います。

<b>-物語は、ビョンヒが「ミューズ」と出会うところからスタートしますが、ミューズとはどんな存在だと思いますか。</b>
ミンギュ:俳優という仕事をするに当たって、一番の原動力になる存在なんじゃないかな?でも、僕にとってはまだ先の出会いになりそうです。まだ、デビューして間もないのでよくわからないけど、俳優活動において、想像力をかきたてられる女性というのは、かけがえのない存在だと思います。
ミンソク:ミューズは音楽において強い影響力をもたらす存在です。音楽は千年、二千年、もっと古い歴史を持っているし、ミューズのおかげで音楽は生まれたのかもしれませんね。言葉で愛を表現するには限界があるけれど、言葉で表現できないものを音楽が語ってくれるのかもしれません。
ヒョンジェ:ミューズは、ミュージシャンやクリエイターにインスピレーションを与える存在ですよね。それは理想の女性だけじゃなくて、まわりの友だちだったり、親だったり…。今まで出会ってきた全ての人にも当てはまると思います。自分が影響を受けてきた全ての人々がミューズという存在になれるんだと思います。でも一方で、ミューズを手に入れてしまうと、ダメになっちゃうかも。音楽は、手に入れられない何かがあるからこそ生まれるものだから、手に入れてしまうとダメになる。ジヒョクはミューズを手に入れてしまったので、もうこれ以上、良い曲が書けないかもしれないですね(笑)。

 なお、「美男<イケメン>バンド~キミに届けるピュアビート」DVDは来月5日よりレンタル開始、26日にはDVD BOXが発売となる。

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