インタビューに応じたチョン・ジュンヨン(画像:聯合ニュース)
インタビューに応じたチョン・ジュンヨン(画像:聯合ニュース)
韓国の人気オーディション番組「スーパースターK4」で話題の中心にいるチョン・ジュンヨン。彼の実際の姿は、放送で見せる姿よりずっと自由奔放に見えた。

チョン・ジュンヨン の最新ニュースまとめ

 6日、永登浦(ヨンドゥンポ)タイムズスクエアで開かれた「スーパースターK4」トップ4記者会見で彼は、時にジョークを交えながらリラックスした表情でインタビューに応じた。

 トップ4進出の心境を問われると「自家用車を持つことができてうれしいです」と答えたチョン・ジュンヨン。「20年かけて、自分の車を買いたいという夢を叶えましたが、免許がないんです」とし、「免許を取得しようと試験を受けましたが、2回も落ちてしまいました」と笑ってみせた。

 人気の理由を聞かれると即座に「ロッカーだから」という答えを出し「放送を見ていないので、自分がどのように映っているのかわかりません。自分に魅力があるのかな、と思います。自分の声で歌を歌っているわけなので、皆さんはきっと僕の声が好きなのでしょう」と話した。

 番組予選の際に歌った「ほこりになって」が音源チャートを席巻したことに関しては「とてもうれしくて、不思議な気持ちにもなりました」とし、「生きていれば、こんなことまで起きるんだな、と思いましたね」と喜びを素直に表現したチョン・ジュンヨン。

 しかし、人気投票で混乱を招いた先月26日の「これだけが僕の世界」のステージに関連し「審査評を聞いたときは”ありえない”と思いました」とし、「コンディションが良くなかったし、本当にうまくいかない日でした」と胸の内を吐露した。

 先週、最終脱落者の発表を前に、優勝者と並んで立ったときは「前回ミスしてしまったため、脱落すると思って全て期待することはやめていました」と語ったチョン・ジュンヨンは「泣きそうだった」と振り返った。また「誰が隣りにいても、情が入ってしまって切なかった」と打ち明けた。

 ロックバンドのボーカルとして活動経験があるチョン・ジュンヨンは、自由な生活から距離を置き、合宿生活をしている。現在の生活について彼は「以前はよく寝ていたのですが、『スーパースターK』に出るようになってからは、寝つきが悪くなったようです。ストレスを受けているからでしょう」と精神的な疲れも垣間見せた。しかし「決まった生活の中で過ごすことも意味がある」と、彼は説明する。「詰め込まれたスケジュールの中で、自分だけの楽しみを見つけているんです」とし、「毎回とにかく一生懸命に、真剣に取り組んでいます」と強調した。

 最終予選である「スーパーウィーク」から「生き残ることが目標だった」とする彼は、ここにたどり着くまでの原動力として「適応力」を挙げた。

 「トップ12で、適応できなかったライバルたちがいました。彼らは、団体生活に馴染めなかったのです。でも僕は、しっかり適応することができました。僕たちの合宿所には変わった人たちが多いので(僕は)簡単に馴染めましたし、本当に楽しいと感じたんです」と話し、笑顔を見せた。

 さらに「生き残る人が少なくなってくるほど、掃除をする人も減って大変」と話し、「だから(メンバーが多くなる)決勝に行きたかったんですよ」とジョークを飛ばしたチョン・ジュンヨン。

 しかし、彼は夢を聞かれると慎重な口調に変わり、こう答えた。「僕はロッカーになりたいです」

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