時代劇「信義」主演のイ・ミンホ「ベスト尽くす」

韓国俳優イ・ミンホが、主演中のドラマ「信義」への意気込みを語った。
　仁川・永宗島の現場で撮影中のイ・ミンホを訪ねた。ドラマは全24話で、6日までに7話が放送された。高麗王朝時代を舞台にした時代劇で、イ・ミンホはチェ・ヨン将軍を演じている。

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　前作「シティーハンター」に続き今作でもアクションを披露する。前作は十分練習を積んだのに対し、今回は準備期間も練習も足りず、本人としては心の準備が万端でない状態でアクションシーンに臨むことになった。それでも剣を扱う時代劇は、意外に満足のいく仕上がりになった。

　劇中でチェ・ヨンは、けがをした魯国の姫（後に恭愍王の正妃）を救うため、現代にタイムスリップして女医ウンスを高麗王朝時代に連れてくる。
　もしタイムスリップするチャンスがあれば、との質問に、イ・ミンホは死ぬ直前に行きたいと答えた。「わたしがどう生きたのか知りたいし、死ぬときの気持ちはどんなものかと思って。心安らかなような気もする」

　ドラマでは今後、チェ・ヨンとウンスの恋も描かれる。無口で忠誠心の強いチェ・ヨンがウンスに向ける気持ちやまなざしの変化を表現しなければならない。ウンスを演じる女優キム・ヒソンは年上だが、年の差は感じず、幸いにも周りからお似合いと言ってもらえるのだという。
　ドラマの展開としては、恭愍王が真の王へと成長する姿も注目される。その上でチェ・ヨンの役割も大きい。

　イ・ミンホは「最後までベストを尽くす。集中力を切らさず、良い演技を見せられるよう努力する」と約束した。