「f(x)」ソルリ
「f(x)」ソルリ
「何ともなかったと言ったら、失礼でしょうか(笑)。でも、何ともなかったんです。もちろん嫌ではありませんでしたが、『どうしよう』という戸惑いはなく楽にできました」。長い髪をバッサリと切ったガールズグループ「f(x)」のソルリ(本名:チェ・ジンリ/18)が所属事務所の先輩にあたる「SHINee」チェ・ミンホとキスシーンを演じた感想を述べた。

ソルリ(元f(x)) の最新ニュースまとめ

 13日午後、江南区(カンナムグ)・ノヒョン洞でSBS新水木ドラマ「美しい君へ」(原作:「花ざかりの君たちへ」)の制作発表会が行われ、ソルリは「オッパ(お兄さん/ミンホのこと)とキスするとは思わなかった。同じ事務所で長い間共に練習してきた先輩・後輩の間柄だが、もともとそれほど親しくはない」と正直に話した。

 15日スタートの「美しい君へ」は体育高等学校を背景に10代の愛と友情を描いた青春ロマンスだ。「f(x)」ソルリは走り高跳びの選手テジュン(ミンホ)に会おうと、米国・ロサンゼルスから偽装入学する男装した女性ジェヒを演じる。

 キャラクターのために切ったというショートヘアは、人気ガールズグループとしては難しい選択といえる。「男装をする役柄に対して期待が大きかったので、髪を切ることは重要ではありませんでした。しかし、実際に短くなると寂しい気持ちにもなり、泣きました」と語り、「『f(x)』のメンバーたちもショートヘアがよく似合うと言ってくれる。男性的な部分を持つエンバも、男性のようなメンバーがグループに2人もいると言っている」とエピソードを公開した。

 背景が体育高等学校であるため、男性的な要素が多く登場する。ソルリも「f(x)」のメンバーではなく、“完ぺきな男”に変身しなければならない。ソルリは「男性の姿勢を研究した。男性俳優が座っている姿を見て、わたしも同じように座ってみた。初めはぎこちなかった」と難しさを隠しきれないようす。また、「ミンホさんがわたしの姿勢を見て、アドバイスしてくれた。スタッフのお姉さんたちも『今の姿勢は男らしい』という風に教えてくれる」、「それを覚えておいて、演じるときに使っている」とミンホに伝授された“男性ならではの姿勢”を披露した。

 ドラマは日本の漫画を原作としたリメーク作品。日本と台湾でも既にドラマ化され人気を得ている。「日本版では可愛く、ちゃっかりとした面があったとしたら、わたしは美男子たちに混ざって、男らしい面を見せることになりそうです。わたしも女性アイドルであり、美しいイメージがありますよね。でも、すべてを捨てて、わたしの姿を見せたいです」

 実際、「男装美少女」というコンセプトは、ドラマ「コーヒープリンス1号店」や「美男<イケメン>ですね」などでも表現され、これらの作品に出演した女優ユン・ウネパク・シネは一躍スターとなった。「『コーヒープリンス1号店』や『美男<イケメン>ですね』はわたしも楽しく拝見しました。ドラマを見ながら、そんな役を演じてみたいと思いました。男装した先輩たちは皆、人気を博しました。だからわたしたちのドラマもヒットしなくては、と思っています(笑)」。

 0