イ・スンチョル、少年収容者の合唱団を指揮

韓国歌手イ・スンチョルが、少年の収容者らで作られた合唱団の先生兼指揮者として、才能寄付活動に乗り出した。

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　イ・スンチョルの所属事務所は「イ・スンチョルが、先月から慶北のキム青年少年刑務所へ収容者らで結成された合唱団の音楽の先生兼指揮者として赴任し、指導している」と19日、伝えた。
　
　続けて「先月から毎週水曜日、慶北のキム青少年刑務所を訪問。午前10時から午後5時まで合唱の授業を行っている」とし、「音楽を通じて収容者らに希望を与える活動という意味深い趣旨なので、熱意を持って教えている」と伝えた。

　イ・スンチョルとキム青少年刑務所との出会いは、ある番組がきっかけだった。

　「SBSスペシャル」がことし6月、法務省矯正局に少年刑務所の収容者を対象にした合従プロジェクトを提案。凶悪な犯罪を犯した満19歳未満の少年犯を満23歳まで収容するキム青少年刑務所がこの対象に決定し、合唱団を作る指導者を求めたのだ。

　「SBSスペシャル」担当のミン・インシクチーフプロデューサーは「SBS社会貢献プロジェクト“希望TV”に参加中のイ・スンチョルにことし7月、活動合流の提案をし、イ・スンチョルがこれを受諾した」と説明した。

　続けて「同合唱団は今月末、または来月初めに公演を開く予定」とし、「公演のプログラムは確定していないが、イ・スンチョルが作曲し、収容者らが作詞した歌1曲も含める予定」としている。

　なお、キム青少年刑務所合唱団の公演は、ことしのクリスマスの前後に「SBSスペシャル」を通じて放送される予定だ。