ザ・ホワイトが2年ぶりにアルバム発表「微力ながら、希望を届けたい」

日韓両国の感性を入れ込んだ音楽で、国内外活動をしてきた歌手ザ・ホワイトが、2年ぶりにニューアルバムを発売した。

　今回のアルバムは、悲しみに沈んでいる人々に希望を与えるために作られたヒューマンアルバムで、希望のメッセージを伝える温かい曲で満たされた。

　タイトル曲「Hope」は、ザ・ホワイトが3月の東京ツアーから韓国に帰国した後に制作した曲で、5月にデモ版を公開。「微力ながら、希望を届けたい」と願うユー・ジソンの素直な気持ちが込められた。

　また、2010年6月に公開され、発売前から話題となっていた「Heaven」は、韓国で起きた事故を慰労するため作られた曲。今回のアルバムは、国境を越えて悲しみに暮れている人々へ伝えるため、日本語・韓国語・英語の3ヶ国語で歌われている。

　ザ・ホワイトの新アルバム「Pray for the life」は、韓国で発売が開始されたが、日本でも10月末から発売の予定で、11月からは東京でライブを開催する。

　現在、世界では多くの災害や事件、事故が発生している。「苦しんでいる人々に少しでも“明日”を感じてほしい」というユー・ジソンの強い意志が込められた今回のアルバム。言葉や国境を超え、音楽の力で多くの人々に勇気と感動を与えることだろう。