制作報告会に出席したユ・アイン=6日、ソウル(聯合ニュース)
制作報告会に出席したユ・アイン=6日、ソウル(聯合ニュース)
新作映画「ワンドゥギ」(原題)で主演した俳優のユ・アインが6日、制作報告会に出席し、自身の思春期や映画に対する思いを語った。
 
 映画は、金呂鈴(キム・リョリョン)の同名ベストセラーを映画化した作品で、イ・ハン監督がメガホンを取った。世の中に背を向けた問題児が1人の先生によって新たな人生の目標を見つけていく様子を描く。またその問題児を通じ、社会の偏見に渇を入れる。
 
 映画で問題児のワンドゥクを演じたユ・アインだが、自らも高校を中退した問題児だったことを打ち明けた。夜間の自習には1回も出たことがなく、コーヒーショップなどで友たちと遊んだという。
 
 「ストレスを解消する方法がなかった。だから中退という極端な選択をした。それが分かったなら中退までしていないだろう」
 
 今の高校生には少しはルールを違反するようアドバイスした。社会人になってからのルール違反は違法になる可能性があるが、生徒らの行為は一定範囲なら許されると説明した。
 
 また、高校を中退したため、高校時代に対する未練があると述べ、今日の高校生の感性をどれだけうまく表現できるか心配だったと吐露した。映画は10月に公開予定。

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