出演者全員
出演者全員
去る8月17日(水)さいたまスーパーアリーナにて、韓国最大手プロダクション「JYP Entertainment」の一大イベント「JYP NATION in Japan 2011」が開催された。

2PM の最新ニュースまとめ

 K-POP最強の“野獣アイドル”「2PM」をはじめ、「JYP Entertainment」グループ代表のJ.Y.Park(パク・チニョン)、ボーカルグループ「2AM」、米国で活躍中の「Wonder Girls」、そしてLIM JEONGHEE(イム・ジョンヒ)、JOO、「Miss A」、San-E(サンイー)の8組総勢23名が出演した。

 オープニングを飾ったのは昨年デビューしたばかりの新鋭ガールズグループ「Miss A」。日本の伝統を盛り込んだということで、和太鼓とともにユニークなステージがスタートした。「Miss A」は「Goodbye Baby」「Bad girl Good girl」など4曲を披露し、序盤から圧倒的なライブパフォーマンスを展開した。続いて女性ソロ歌手JOOがヒット曲「悪い男」を歌い上げると、来年の日本デビューが決定している男性ボーカルグループ「2AM」が登場し、はやくも会場は熱気に包まれた。「死んでも離さない」「この歌」など5曲を4人のずば抜けた歌唱力とハーモニーで歌い、また、トーク術も健在でMCでは観客を笑いの渦に巻き込んだ。

 そして、韓国の有名ラッパー、San Eが「Love sick」「美味しいSAN」で会場を盛り上げると、日本初登場となるガールズグループ「Wonder Girls」がステージに。ヒット曲「Tell me」「Nobody」など6曲を披露し、米国で活躍する彼女たちならではのパフォーマンスでファンを魅了した。「So Hot」では「2AM」もダンスに加わるなどサプライズを演出、また、「持って行って」ではファンをステージに上げて熱唱する場面も見られた。

 次に登場したのは日本で2ndシングル「I’m your man」を発表したばかりの「2PM」。同新曲はもちろん、「I’ll be back」、「Heartbeat-Japanese ver.-」など5曲を、アクロバットを駆使したパフォーマンスで披露し、会場を圧倒。この日一番の盛り上がりを見せた。その後、実力派女性歌手LIM JEONGHEEが定評のある歌唱力を見せつけると、プロデューサーのJ.Y.Parkが「No love No more」「Honey」などで観客を “JYPワールド”に引き込んだ。

 そのほか、各アーティストのヒット曲、代表曲、新曲披露はもちろん、「2PM+2AM」から成る「ONE DAY」のパフォーマンスなどスペシャルなステージが満載の内容が続いた。歌唱力が自慢の「2PM」ジュノ、ジュンス、「2AM」チャンミンが「There Is Nothing More」(2AM)を熱唱し、「2PM」テギョン、チャンソン、「2AM」スロン、ジヌンは迫力のダンスパフォーマンスでコラボレーションすると、「2PM」ニックン、ウヨン、「2AM」チョ・グォンは「告白する日」(チョ・グォンが「BROWN EYED GIRLS」のガインと「私たち結婚しました」に出演した際、番組内で生まれた楽曲)を可愛らしく歌い、会場のボルテージも最高潮に。また、「Heartbeat」(2PM)をガールズメンバーのみで披露するという変わったステージも見られ、ファンの視線を釘づけにした。最後は出演者全員で「10 out of 10」(2PM)、「Hands Up」(2PM)、「私を離れないで」(J.Y.Park)を熱唱し、ステージ上を駆け巡った。

 イベント直前には記者会見が行われ、J.Y.Parkは「K-POPでもアイドルでもない、本物のライブ音楽を見せたい。音楽が好きな方に音楽そのものを楽しんでもらいたい」と意気込んでいた。また「我々の世代、そして未来の世代には、日本と韓国が互いに思いやりを持って愛し合うことで“近くて近い国”になっていけるはず。僕たちは音楽などの文化を通して、日韓の未来に役立つ存在になりたい。そういう意味でも日本での公演は、特別な意味を持っている」と、来日公演に対する熱い思いを述べた。

 そんなJ.Y.Parkの言葉通り、全42曲という音楽を通して国境を越え、日本のファンを存分に魅了し、またの再会を誓った。同公演は18日にも開催され、成功裏に幕を閉じた。

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