バイオリニストのソン・スギョン
バイオリニストのソン・スギョン
2009年、イギリスITVのオーディション番組「Britain's Got Talent(ブリテンズ・ゴット・タレント)」に挑戦し、話題になったバイオリニストのソン・スギョンが母国韓国でデビューする。

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 所属事務所は27日このように伝え、「ソン・スギョンがデビューシングル『I Wish』を今日(27日)オンラインで発表した」と明らかにした。作曲家パク・マンヒが制作した「I Wish」は軽快で明るいロックサウンドの曲で、ミン・ジェヒョン(ベース)、チャンヒョク(ドラム)、Tomi Kita(ギター)パク・マンヒ(キーボード)などの演奏者が参加した。

 6歳のときにバイオリンを始めたソン・スギョンは「Britain's Got Talent」シーズン3に出演し「韓国のヴァネッサ・メイ」と高く評価された。

 イギリス3大音楽学校のひとつである「ギルドホール音楽演劇学校」出身であるソン・スギョンは当時、同番組にイギリス人の友人とチームを結成し挑戦したが、2人の演奏が調和していないという理由から予選で脱落した。しかしソン・スギョンは、審査委員のサイモン・コーウェルの勧めで、ソロで再挑戦し、韓国人として初めて準決勝まで進出した。

 準決勝で同じ組のスーザン・ボイルなどが決勝に進出し、彼女は惜しくも脱落したが、ソン・スギョンの演奏の動画はYouTube再生回数1千万回以上を記録し、全世界のネットユーザーの関心を集めた。

 所属事務所は「ソン・スギョンは『Britain's Got Talent』シーズン1の優勝者であるポール・ポッツが所属した企画会社からラブコールを受けたが、母国である韓国の舞台に立ちたいという意思があった」とし、「韓国デビューを控えて震える心を演奏に込めた1stシングルを皮切りに、多様な曲を発表していく計画だ」と伝えた。

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