ソン・ユナ=(聯合ニュース)
ソン・ユナ=(聯合ニュース)
韓国女優のソン・ユナが帰って来た。
 静かに活動を再開したが、存在感が光る。動画投稿サイト「ユーチューブ」を通じ、海外までうわさが広がっているという。出産後も変わらぬ、美貌とプロポーションを誇り、温かい心で毎週土曜日の夜に視聴者の心をひきつけている。

ソン・ユナ の最新ニュースまとめ

 人気俳優のソル・ギョングと結婚して昨年8月に第1子となる男の子を出産してから活動を中断していたソン・ユナは、今月4日にスタートしたケーブルテレビtvNのオーディション番組「コリア・ガット・タレント」で審査委員を務め、女優のオーラを誇示している。同番組は毎週話題を生み続け、同時間帯のケーブル視聴率1位を占めている。

 先日聯合ニュースのインタビューに応じたソン・ユナは「(番組で)本当に多くのことを学んでいる」と笑顔を見せた。
 「20年近く俳優として生きてきたため、この世界しか知らない。しかし、この番組を通じ、新しい世の中を経験している。これだけ多くの才能と仕事を持つ人がいるんだな、やりたいことをやりながら一生懸命に生きる人がこれだけ多いんだなと感じている。うまい、うまくないは別に真摯に向き合う姿にたくさんの感動を受けている」

 実は最初は審査員を務めることに非常に負担を感じたという。まず、自分が誰かを審査する資格があるのかという問題で悩んだ。しかし、同番組はある専門家を選ぶものではなく、傍聴客と一緒に楽しんで、共感した人に多くの点数を与える番組だ。すでに海外で数回の受賞歴のあるダンスチームが落ちたこともある。最初は審査基準をどのように設定するかで悩んだが、今は非常に楽になった。

 現在は審査委員だが、16年前の1995年にソン・ユナもオーディションのステージに立った。第1回KBSスーパータレント選抜大会で金賞を受賞し、俳優の道を歩むこととなった。当時の経験が挑戦者らに温かい視線を送らせる。
 オーディションに臨み、ステージに立つことや結果を待つことが、どのような感じなのかを十分知っている。また、出演者の目の前に審査委員が座っていることがどれだけプレッシャーになることかも承知している。だから出演者と目が合うと1回でも多く笑顔を見せようと努力する。
 非常に楽になったとはいえ、「不合格」判定を下す時は依然、心は穏やかではない。「だからといって合格にしたりはしない」と笑う。

 結婚前に出演したドラマ「オンエアー」でSBS演技大賞の最高優秀演技賞を受賞するなど演技力を認められたソン・ユナは、「今回の番組は初心を思い出させる。いかなる形であれ、今後芝居をしていく上で、役立つと確信している」と強調する。

 また、母になったことも今後の俳優生活に大きな変化をもたらし、役立つはずだ。結婚前にもすでに大人になったと思ったが、結婚して少し大人になった感じがしたという。さらに出産後、もう1度大人になっていくことを感じている。

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