チェ・ドンハ
チェ・ドンハ
人気ボーカルグループ「sg WANNA BE+」の元メンバー、チェ・ドンハが27日、自宅で首を吊って亡くなっているのが発見されたという知らせに、チェ・ドンハの芸能界関係者たちは浮き沈みの激しい歌手活動によるストレスと不安感が主な原因になったと推測した。

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 「sg WANNA BE+」をデビューさせた前所属事務所のキム・グァンス代表は27日、「チェ・ドンハは、ソロでの音楽活動を充実させたがっていたし、 演技に対する意欲も強かった」と述べ、「しかしソロアルバムの活動が振るわず、演技活動もまともにできていなかったため、不安感、焦燥感、圧迫感が大きかったのだろう」と残念がった。

 続けてキム・グァンス代表は「『sg WANNA BE+』を脱退してから6か月ほど過ぎて、チェ・ドンハが訪ねてきたことがある。いつか『sg WANNA BE+』としてもう一度活動してみないかと提案した時、肯定的な反応だった」、「チェ・ドンハは『sg WANNA BE+』を離れて、その大切さがわかったと言っていた」と付け加えた。

 「sg WANNA BE+」時代のマネジャーも「チェ・ドンハは『sg WANNA BE+』を脱退する際、未来に対する悩みが大きかった」とし、「外向的な性格ではない上、ストレスに打ち勝つのにすごく大変な思いをしていた。ソロ活動以後は、心理的にさらに苦しいとし、世の中に背を向けたのではないかと思う」と語った。チェ・ドンハと仕事をともにした仲間は、「チェ・ドンハが歌手活動をするにあたり、長時間自分と闘ってきたようだった」と伝えた。

 実際、チェ・ドンハは「sg WANNA BE+」脱退当時、自身のファンクラブに、「周囲からは、なぜ安定的な『sg WANNA BE+』をやめるのか、なぜ敢えて難しい道に進むもうとするのかという声があった」、「今までの4年間、わたしの存在感とアイデンティティの間で多くを悩んだ」という文章を書いていた。

 チェ・ドンハのソロ時代に仕事をしたという関係者は「チェ・ドンハの歌手人生は浮き沈みがとてもひどかった」、「2002年にソロ1stアルバムを出し失敗したが、2004年から『sg WANNA BE+』として活動し大ヒットした。しかし2008年に再びソロへ転向したが、良い反応が得られなかった。内気な性格なので1人でかなり長く迷ったようだ」と語った。

 しかし一部の芸能関係者らは、チェ・ドンハが最近日本の活動を再開し、自身の仕事に意欲を見せたとしながら、今回の死に大変衝撃を受け、戸惑いを見せている。

 チェ・ドンハのアルバム制作に参加した作曲家は、「チェ・ドンハは周囲に、『日本の活動を一生懸命してみようと思う。最近はよくなっている』と話していたのに、青天の霹靂だ」と悲しんだ。
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