同作品は韓国映画界を真正面から批判したドキュメンタリーで、キム監督自ら主役として登場した。政府や知人に対する苦言も盛りこまれており、国内で波紋が広がっていた。韓国での公開は予定されていない。
キム監督は、ベルリン(ドイツ)、ベネチア(イタリア)映画祭に続くカンヌでの受賞で、世界3大映画祭を「制覇」した。これは韓国初の快挙となる。
「ある視点賞」は斬新な作品を対象とした部門賞で、コンペティション部門とともにカンヌ映画祭を代表する公式部門。今回はドイツのアンドレアス・ドレゼン監督の「ストップト・オン・トラック」と同時受賞となった。
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