MBC「水曜芸術舞台」
MBC「水曜芸術舞台」
正統派音楽番組の魂を引き継できた韓国MBCプラスメディアの「水曜芸術舞台」が、復活から8か月で終了を迎える。

 MBCプラスメディアのチョ・ボム製作局長は12日「最初は、視聴率を目標に始めた番組ではなかったが、番組の視聴層と合わない側面があり、番組終了を決めた」とし、「伝統性を壊さずに大衆的な番組を作るには限界があり、悩んだ末このような決断を下した」と述べた。

 1992年にMBCで初めて放送された「水曜芸術舞台」は、当時としては珍しい大人趣向の音楽専門番組として好評を博し、2005年まで13年間放送された。倉本裕基、Kenny G、サラ・ブライトマン、スキッド・ロウ、BON JOVI、Bobby McFerrinなど世界的なミュージシャンも出演し、話題となっていた。

 番組が終了し、5年ぶりとなる昨年10月、MBCプラスメディア系列のケーブルチャンネルMBCエブリワンとMBCライフを通じて、再び放送され音楽ファンたちから愛されたが、そのほかの芸能番組に押され、結局8か月で幕を下ろすことになった。

 「水曜芸術舞台」は去る6日、歌手イ・ヒョンウとユンサンの進行で最後の収録を終え、今月25日に最終回が韓国で放送される予定だ。

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