シン・ジョンファン
シン・ジョンファン
韓国タレントのシン・ジョンファンの海外遠征賭博疑惑を調査するソウル地方警察 国際犯罪調査隊が、常習賭博容疑でシン・ジョンファンに対し、申請した拘束令状が4日、棄却された。

 シン・ジョンファンの拘束前被疑者審問(令状実質審査)を担当したソウル中央地方のキム・ファンス部長判事は、この日「犯罪容疑は適用されるが、足の手術をして間もないため、リハビリ治療が必要で、そのため収監生活が難しく、証拠隠滅のおそれがない」と棄却理由を明らかにした。

 シン・ジョンファンはこの日午後8時ごろ、白い上着にジーンズを着て、松葉づえをついたまま鍾路警察署の留置場から出てきた。記者の質問には一切答えず「申し訳ありません」とだけ言い、すぐ車に乗り去って行った。

 捜査を指揮するソウル中央地検関係者は、「内部での検討を経て、明日ごろ令状を再請求するかを決めるだろう」と語った。

 警察は、シン・ジョンファンに対して昨年8月末から9月初めまで、フィリピン・セブ島のあるホテルで 2億1050万ウォンの金をかけて、バカラ賭博をした容疑で捜査してきた。ネパールなどに滞留したシン・ジョンファンは去る1月、入国と同時に逮捕され調査を受けたが、警察は当時シン・ジョンファンが過去に交通事故でけがをした右側足の再手術が必要だという判断によって、シン・ジョンファンを2日ぶりに釈放。拘束はしないまま、補強調査した。

 警察は、シン・ジョンファンがフィリピン・セブ島以外に、他の場所で賭博した事実があるのかなどを集中的に調査している。

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