ユン・サンヒョンが日本語で電話するシーン=(聯合ニュース)
ユン・サンヒョンが日本語で電話するシーン=(聯合ニュース)
韓国のテレビドラマに出演するスターの外国語の実力が、ネットなどで話題を集めている。わざと下手な外国語を話し、劇中の「潤滑油」になるケースもあれば、ネイティブレベルの流ちょうな外国語を駆使し、注目されるケースも少なくない。

ユン・サンヒョン の最新ニュースまとめ

 SBS「シークレットガーデン」で韓流スター役を演じているユン・サンヒョンは、不自然な日本語を”駆使”し、このシーンがネット上に出回るなど話題を集めた。また、ユン・サンヒョンの元恋人役で出演しているキム・サランは、下手な英語の演技で注目されている。先日の放送では英語を駆使し見栄を張りながらも、留学経験のあるアクション監督、ジョンス(イ・フィリップ)の英語を聞き取れないという屈辱を味わった。

 下手な外国語に対し、視聴者は批判よりも「おもしろい」との反応を見せている。お粗末なせりふは実力のせいというより、劇をよりおもしろくするための設定だ。実際、相当な英語力を備えているキム・サランは、「見栄を張っている様子を出すための設定」だと説明した。

 流ちょうな外国語で注目されるケースもある。「シークレットガーデン」にアクション監督役で出演するイ・フィリップは、ネイティブレベルの英語を話した。彼は米ボストン大学、ジョージワシントン大学院を卒業している。海外ロケの多い「アテナ:戦争の女神」に出演中のイ・ジアも、小学校卒業後に米国に渡り、現地大学で修学しており、劇中で完璧な英語を披露した。

 「逆転の女王」で警察官を演じているヤン・ジヌは、同時通訳のシーンを本人の実力でこなして話題となった。韓国語のせりふを自ら英語に直し、英語のせりふをパーフェクトに消化した。ヤン・ジヌは小学校5年生から大学まで、オーストラリアに留学している。

 外国語の実力がキャスティングにつながるケースもある。ミスコリア出身の女優チャン・ユンソは、流ちょうな日本語でアクション時代劇「夜叉」の日本人ミヨ役にキャスティングされた。日本文化に関心があり、独学で日本語を勉強したという彼女は、先月に放送が終了した「逃亡者 PLAN B」でも日本人フミコ役を演じた。

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