制作発表会の様子。左からヒョンビン、ハ・ジウォン、ユン・サンヒョン=11日、ソウル(聯合ニュース)
制作発表会の様子。左からヒョンビン、ハ・ジウォン、ユン・サンヒョン=11日、ソウル(聯合ニュース)
韓国SBSで13日スタートの新ドラマ『シークレットガーデン』の制作発表会が10日、ソウル・木洞のSBS社屋で行われ、主演のヒョンビンハ・ジウォンユン・サンヒョンらが出席した。

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 主人公ジュウォンを演じるヒョンビンは、同ドラマが軍入隊前最後の出演作となる。「来年初めに入隊する予定だが、大衆から離れることになると思うと、より熱心に演じたいという気持ちがわいてくる」と心境を語った。

 ジュウォンは米国の名門大学を卒業し、社会でも能力を認められる百貨店社長だが、他人の苦痛には無関心な自己中心的な人物。ある日偶然、スタントウーマンのライム(ハ・ジウォン)と魂が入れ代わり、それまでとは全く異なる世界に足を踏み入れることになる。

 ライムと魂が入れ代わるという設定のせいで、撮影でも笑うことが多いというヒョンビンは「それだけ大変でもあるけれど、やりがいもあると思う」と話した。デビュー8年目だが、女性を演じることは簡単ではない。役作りにはいろいろと悩んだという。女性を演じる上では、「うずくまる動作が意外とやりにくい」という。また、「男性が気付かない部分も女性は細かく考えるということを感じた」といい、ジュウォンを演じることは、女性を理解する契機になると語った。

 ドラマ『私の名前はキム・サムスン』、映画『百万長者の初恋』などの作品に続く財閥役ということは負担にもなったが、「これまでとは違う、さらに発展した姿を見せたい」と強調した。

 ライムを演じるハ・ジウォンは「スタントウーマンが登場する作品は今までになかったので、とても演じてみたい役だった。睡眠不足ですが、撮影は楽しい」と、役への思い入れを語った。

 男女の魂が入れ代わるという設定が非常に面白かったが、いざ演じてみると思った以上に大変で、演技に熱中するあまり予想外の副作用に見舞われていると打ち明けた。「男性のように足を広げて座ると、とても楽だということを知りました。だんだん意識しなくても大股を開くようになってしまった」といい、癖になるのではないかと心配になることもあると笑った。

 一方、ユン・サンヒョンは、アジア最高の人気歌手、オスカーを演じる。ドラマと歌が一致しているシーンを見ると、演じるかいを感じるが、「ダンスを踊るのは本当にきつかった」と振り返った。最初はロック歌手の役だと思っていたが、ダンス歌手だと知りがっかりしたとおどけてみせた。

 ジュウォンの親せきで宿敵のオスカーは、天下のプレイボーイながら、心の中で初恋の相手を思い続けている。役作りのため、10キログラムの減量を敢行したといい、「オスカーは自分にぴったりの役。うまく演じることで視聴者に楽しんでもらえれば、それで満足」と語った。

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