<韓日海峡圏映画祭>
<韓日海峡圏映画祭>
韓国と日本の大韓海峡(対馬海峡)沿岸に位置する8つの自治体が共同で企画した<韓日海峡圏映画祭>が来月2~6日、済州映像メディアセンター一帯で開催される。

 この映画祭は、済州道、釜山市、全羅南道、慶尚南道と、日本の福岡県、佐賀県、長崎県、山口県の首長が、2008年に済州で開かれた知事会議で両国の文化交流拡大に向け佐賀と済州で交互に映画祭を開くことに合意したことを受け、企画された。

 オープニング作は、小田一生監督の『笑う大天使(ミカエル)』。このほか、8自治体の推薦作品、同地域を舞台にした作品、出身監督の作品など計14作品を上映する。8自治体が主催する、次世代映像作家の育成支援を目的とするコンペティション部門「韓日ムービーアワード2010」のノミネート作品も上映し、5日の閉幕式で優秀作品の表彰式を行う。3日には『カーテンコール』の佐々部清監督、『旅行』のペ・チャンホ監督が参加する「監督との対話」が行われる。

 このほか、4日には「韓日両国の映像コンテンツ共同制作の活性化案」をテーマに、国際シンポジウムを開く。映画祭期間中は、映像コンテンツ制作を夢見る韓日の若者が城邑民俗村などを舞台に短編映画を制作し、両国の友好を深め映像への理解度を高めるワークショップも行われる。

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