熱唱するシン・スンフン=16日、東京(聯合ニュース)
熱唱するシン・スンフン=16日、東京(聯合ニュース)
「歌は歌うものではなく、皆さんの心に投げかけるわたしのメッセージです」――。

シン・スンフン の最新ニュースまとめ

 デビュー20周年、日本デビューからは5周年を迎える歌手のシン・スンフンが16日、東京国際フォーラムで行われたコンサート<国連の友Asia-Pacific Global Peace with Music 2010>に出演し、ファンに愛と平和のメッセージを送った。

 このコンサートは死亡者が30万人ともいわれる「ハイチ大地震」や「南米チリ大地震」などの震災復興支援のため、大阪(14日)と東京で開催された。
 ミュージカル女優として活躍している歌手オク・ジュヒョンがミュージカル『キャッツ』の名曲『メモリー』でステージの幕を開け、『ジキル&ハイド』の『あれは夢』、『モンテクリスト』の『世界中がわたしのものだった時』を熱唱し、会場を盛り上げた。

 続いて、ピアニストの西村由紀江がシン・スンフンのヒット曲『MY LOVE』、ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』のメロディーなどを演奏し、大きな拍手を送られた。

 シン・スンフンは15日にリリースしたカバーアルバム『My Favorite』の収録曲『言葉にできない』や、『I believe』『愛はこのように来るようで』などを披露した。また、俳優兼歌手のRain(ピ)の主演ドラマ『逃亡者』の主題曲やオク・ジュヒョンとのデュエットも披露した。

 シン・スンフンは「頻繁には来れないので、日本に来るたびに皆さんに長く覚えてもらえるよう、もっと頑張って歌おうとしている」とあいさつ。「20年間歌ってきて分かったことは、歌は歌うものではなく、皆さんの心に送るメッセージだということ。きょうのメロディーのうち1曲でも受け止めてもらえると本当にうれしい」と話した。

 シン・スンフンとオク・ジュヒョンは西村由紀江の伴奏で『You Raise Me Up』を歌い、公演を締めくくった。

 一方、シン・スンフンは公演前の記者会見で、日本デビュー5周年を迎えたことについて、「早く結果を出したかったなら、ほかの方法を選んだと思う。あと10年だけ見守っていてほしい」と応援を呼びかけた。

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