公演直前に行われた記者会見にて
公演直前に行われた記者会見にて
去る7月17日(土)東京・中野サンプラザにて<SEOUL TRAIN>が開催された。4回目を迎えた今回は、男性7人組<U-KISS(ユーキス)>と男女混成バンド<SPONGE BAND(スポンジバンド)>の2組が出演、約2千名のファンを魅了した。

U-KISS の最新ニュースまとめ

まず登場したのは、スヨン(g)、ガオン(ds)、チョンア(key)、キーシャープ(b)の女性4人と、黒一点オソン(vo)から成るグループ<スポンジバンド>。昨年SBSドラマ『千万回愛してる』のOSTでデビューし、デビューアルバム『THE BEGINNING』がDaumミュージックのアルバムチャート1位に輝いた期待の新鋭だ。バンド名の「スポンジ」は、「音楽、そして皆の愛を吸収し、皆の心を綺麗に洗い流す」という意味が込められている。

前日は眠れないほど緊張・興奮していたという彼らだが、イベントでは『私たちこのままで』、『聞こえない』、『夏よ、お願い』の3曲を披露、同イベント初となる生演奏で会場を盛り上げた。また、メンバーは音楽のプロフェッショナル揃いで、スヨンはギターの講師をするほどの腕前。さらにベースのキーシャープも特技としてパンソリ(朝鮮の伝統的民俗芸能)を見せ、拍手喝采を浴びた。「親しめるバンドになりたい」と目標を語ったメンバーたち、これからが楽しみな異色バンドだ。

そして、次に登場したのは今回のメイン<U-KISS>。<U-KISS>は2008年夏に6人構成の多国籍グループとしてデビュー。デビューと同時に、可愛らしいイメージとパワフルなダンス、優れた歌唱力で人気アイドルグループの仲間入りを果たす。2009年11月に新メンバーのギソプが加入し、男らしくパワーアップした新生<U-KISS>が誕生。『マンマンハニ』、『ビングルビングル』などを立て続けにヒットさせ、その勢いはとどまることを知らない。ことしは日本デビューも予定されている。

彼ら7人がステージに姿を現すや、会場は総立ちとなり、1曲目の『ビングルビングル(ぐるぐる)』からボルテージも最高潮に。ヒット曲『Talk To Me』、『君が好き』、『何だと?』、『マンマンハニ(見くびるな)』を披露し、7人の息の合ったダンスで観客を沸かせた。また、洋楽『End of the Road』では、メインボーカル、スヒョンの歌唱力はもちろん、7人のハーモニーで会場を圧倒した。

トークコーナーでもメンバーそれぞれの個性が光る。ステージでのカッコよさとは裏腹に、みな表情豊かだ。グループのムードメーカー、アレクサンダーは“カンナムダンス(『マンマンハニ』のサビ振り付け”を、「ダンス中は絶対に笑っては駄目」とお茶目な部分を見せながらも、厳しく(?)真剣にファンへ伝授した。新メンバーのギソプは、日本のファンからドッグフードをプレゼントされたのだが、「お菓子かと思って食べちゃった」と珍エピソードを公開した。

スヒョンは中島美嘉の『ALWAYS(オールウェイズ)』を日本語で歌たったものの、上手くできず「一生懸命に練習したのに~」と悔しい表情を見せた。また、ドンホが日本語のエアものまねをするなど終始爆笑トークを展開、アーティストの顔とは違う等身大の彼らを見ることができた。

<SEOUL TRAIN>とは、月に一度のペースで、毎回異なる出演者を迎えたてシリーズ化したライブ・イベント。韓国と日本を往来する「列車」を意味し、韓国発のエンタテインメントを日本へお届けするという意味が込められている。

<第4回SEOUL TRAIN with U-KISS>の模様は8月下旬にTOKYO MXにて放送予定。また、9月6日(月/22:30~)にはCS放送、DATVにてメイキング映像とともにロングバージョンとして放送予定だ。


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