カンヌを訪れた『詩』の監督・出演陣。左からイ・チャンドン監督、女優ユン・ジョンヒ、俳優イ・デビッド、プロデューサーのイ・ジュンドン=(AP=聯合ニュース)
カンヌを訪れた『詩』の監督・出演陣。左からイ・チャンドン監督、女優ユン・ジョンヒ、俳優イ・デビッド、プロデューサーのイ・ジュンドン=(AP=聯合ニュース)
仏カンヌで開かれていた第63回カンヌ国際映画祭の授賞式が23日午後に行われ、イ・チャンドン監督の『詩(ポエトリー)』が脚本賞を受賞した。

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 イ監督の5作目となる同作は、孫と暮らす60代のミジャ(ユン・ジョンヒ)が、死を前にして詩を学び始めるというストーリー。ユン・ジョンヒの16年ぶりスクリーン復帰作として、国内で話題を集めていた。

 韓国映画の同映画祭コンペティション部門での受賞は、2002年のイム・グォンテク監督の『酔画仙』(監督賞)以来、今回で5回目。2004年に『オールド・ボーイ』(パク・チャヌク監督)が審査員特別グランプリ、2007年に『シークレット・サンシャイン』(イ・チャンドン監督)が主演女優賞(チョン・ドヨン)、2009年には『渇き』(パク・チャヌク監督)が審査員賞を、それぞれ受賞した。

 一方、最高賞のパルムドールには、タイのアピチャッポン・ウィーラセタクン監督の『ブンミおじさん』が選ばれた。

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