キム・ボム(左)とパク・チニ=(聯合ニュース)
キム・ボム(左)とパク・チニ=(聯合ニュース)
京畿道・竜仁で2日、放送中の韓国MBCドラマ『まだ結婚したい女』の撮影現場が公開された。

キム・ボム の最新ニュースまとめ

 ドラマでは、優れた音楽の才能を持つ大学生のハ・ミンジェ(キム・ボム)と、12歳年上の放送記者イ・シンヨン(パク・チニ)の年の差カップルが甘いロマンスを繰り広げる。

 5~6歳から小学校を卒業するまでピアノを習っていたというキム・ボムは、「彼女ができたら大衆的ながらも聞きやすい『ロマンス』をピアノで聞かせてあげたい」と言って照れくさそうに笑った。

 ピアノとあわせ、ギターの実力が気になった。ドラマでギターを弾くシーンがしばしば登場するためだ。キム・ボムは、ギターはピアノと違い、初めてとなるだけに簡単ではなかったが、ピアノよりもおもしろく、今では実力もかなり上達したと笑顔で答えた。個人的にも欲が出て、撮影のない日には毎日ギターを習っているという。

 実際に、自身でも高価なギターを購入したほどミンジェ役にはまっているようだが、一方ではミンジェというキャラクターと彼を演じることに気苦労も多かった。ミンジェのキャラクターに男性視聴者が共感できずにいるとの質問に、「数日前にインターネット回線を切った」と、気苦労を遠まわしに表現した。

 「もともと、周囲の評価を意識するタイプではないですが、心身が疲れたのか、意識し始めていました。いや、気にするというより、もっと準備してから評価を受けてもいいのではないかと思いました。だからインターネットは見ないことにしました」。

 キム・ボムは、ミンジェは家庭環境のため最初は愛を認めないが、後半に進むにつれシンヨンのおかげで本当の愛に気づくようになると説明し、「ドラマがもう少し進んでからミンジェというキャラクターをみてくれれば」と訴えた。

 一方、キム・ボムの相手役を演じるパク・チニは、最初はミンジェとの年の差が大きくドラマのストーリーに共感し難かったが、撮影が進むにつれ、「感情的な部分は理性では調節できない」と気づいたと話した。

 特に、キム・ボムは誕生日に防寒グッズをプレゼントしてくれるなど、実際の年齢より大人っぽく演じやすいと伝えた。演じるうちに、12歳年下の人を愛するのではなく、愛する人が12歳離れていると思えるようになったという。恋は一生懸命するから、または望むからといって訪れるものではない。どんなに成功した人でも、お酒を飲むと昔の恋愛話をする。このドラマはその「足りなさ」について語っていると、パク・チニは話した。

 実際、30代半ばで独身のパク・チニは、シンヨンのせりふを覚えるとき涙が出るほど共感する部分が多いと打ち明けた。現在、ドラマの視聴率は振るわないが、「今後は真剣なラブストーリーが描かれるので期待してほしい」とアピールした。

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