キム・ソヨン
キム・ソヨン
【ソウル7日聯合ニュース】最近テレビや映画界では、俳優のイメージチェンジが相次いでいる。長年守ってきたイメージを思い切って打ち壊し、視聴者から好評を受けている。

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 キム・ソヨン、キム・ユミは、「ショートカットがこれほど似合うとは思わなかった」と口をそろえる。それぞれKBS「アイリス」、MBC「生きる喜びを感じます」で、初めてショートヘア姿を披露、10年間余り守ってきた清純派のイメージを捨てた。キム・ソヨンは、北朝鮮の保衛総局特殊要員という役のため厳しいトレーニングを積み、アクション俳優に変身。髪を切ったときには泣いたが、後々「なぜもっと早く切らなかったんだろう」と思うようになったという。ボーイッシュな女戦士という役によく似合うという声が多く、感謝していると笑った。キム・ユミも可憐なイメージから、エアロビクスやテコンドーを教える、わんぱくな子どものような元気な女性をはつらつと演じた。

 メロドラマ出演が多かったチョン・ボソク、アイドルグループ「シュガー」のメンバーから役者に転身して以来、お金持ちのお嬢様役が多かったファン・ジョンウムは、どちらもMBCのシチュエーション・コメディ「屋根を突き破ってハイキック」で、コメディの演技に挑戦し、改めてスポットライトを浴びた。また、KBS「彼らが住む世界」でぼさぼさ頭の「クレイジー・ヤン」を演じ注目を集めたチェ・ダニエルも、この作品に眼鏡をかけた医師役で出演、無口なイケメンエリートに変身し、ファンを増やしている。

 封切りから2週間で300万人を超える観客を動員した映画「田禹治」主演のカン・ドンウォンも、がらりとイメージチェンジをしてみせた。これまでは「潤んだ目の美少年」というイメージだったが、今作品では女好き・いたずら好きの道士というキャラクターを演じ、実際の姿とは正反対の役をよく演じきったと評価されている。チェ・ドンフン監督は、構想段階から、カン・ドンウォンこそイケメンで天真らんまんな田禹治にぴったりだと考えていたという。

 MBC「タムナ~Love the island」、映画「ミスにんじん」などで、不思議キャラのイメージが定着しつつあったソウは、昨年の映画「坡州」で、義理の兄との禁断の恋に落ちるヒロインを好演。深みのある印象的な演技を見せ、新たな可能性を示した。

 デビュー以来、映画でコミカルな役を演じてきたキム・スロは、初めてのドラマ主演に挑戦中だ。KBS「勉強の神」で、カリスマと正義感にあふれる弁護士を演じている。第1、2話の放送は、同時間帯の視聴率1位を獲得した。

 イ・ソヨンは、先月終了したSBS「天使の誘惑」で初めて悪女を演じ、高視聴率獲得に貢献した。キャラクターの濃い役が演じたかったという彼女は、中途半端に演じては作品も役も生かすことができないと、思い切って強く演じたのが功を奏したと話した。

 「タフガイ」チェ・ミンスは、SBS「父の家」で2年ぶりにお茶の間に復帰。持てるものは何もなく、息子の前では小さくなるしかないが、息子に献身し犠牲となる父親を演じ、切々とした父性愛が感動を呼んでいる。
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