ユ・アイン
ユ・アイン
<大鐘賞映画祭>候補選定の過程や映画フィルムの自主回収で物議を呼んだ韓国映画『空と海』。同映画に出演した俳優ユ・アインが、製作者で女優チャン・ナラの父親であるチュ・ホソン氏の“越権(出しゃばることの意)”を指摘し、「まず自己反省するべきだ」と批判した。

ユ・アイン の最新ニュースまとめ

ユ・アインは「『空と海』は制作過程から“雑音”が途切れることはなかった。出演俳優として私自身が感じた最大の問題は、共演した先輩俳優チャン・ナラさんの父親チュ・ホソン氏の“越権”だ」と指摘した。彼は「監督やプロデューサーがいるにもかかわらず、チュ・ホソン氏本人がメガホンを握っていた」と伝えた。

続けて「私たちの映画は興行に失敗した。失敗を理由に劇場の“交差上映”に関する問題を言及することによって、上映システムに対する大衆の関心を呼び起こすことも可能だ。しかし、その前に、観客の評価を謙虚に受け入れる姿勢と作品自体に冷静なる自己反省をしなければならないと考える」と付け加えた。

“交差上映”とは1つのシアターで複数の作品を上映すること。『空と海』は興行成績が振るわず早期上映中止を決めていた。しかしながら、<大鐘賞映画祭>の4部門で候補にあがったことで、選定基準に対し論議を呼んだ。

この内容が報道されるや、チュ・ホソン氏も11日午前、チャン・ナラの公式ホームページに「ユ・アイン君の文は偽りだらけ」と長文の反論文を掲載した。
 0