ペ・ヨンジュン の最新ニュースまとめ
ペ・ヨンジュンが執筆したフォトエッセイ＜韓国の美をたどる旅＞は、日本の記者からのこんな質問から始まった…「お薦めの旅行先や名所はありますか」。質問の答えがすぐに見つからなかったペ・ヨンジュンは生まれた国の美しい文化を忘れていたことを悟り、韓国の文化について自らが学ぶことを決意。韓国国内の約40か所を訪問し伝統工芸品などの体験取材を行うなど、約1年もの歳月をかけて同本を手掛けた。執筆は初めての経験で“言葉の表現”などに大変苦労したというペ・ヨンジュン。＜韓国の美をたどる旅＞は、韓国を代表する俳優ペ・ヨンジュンだからこそ語れる“韓国の美”が詰まっている。
イベントでは、サムルノリやカヤグム（ともに朝鮮の伝統楽器）の演奏、ボイスパーカッション、B-BOY、ポジャギ（韓国の伝統工芸）アートショーなど、第1線で活躍する芸術人が韓国文化を紹介し“韓国の美”に花を添えた。また、ペ・ヨンジュンに伝統工芸を伝授した2名の“先生”がゲストとして出演し、ペ・ヨンジュンとのトークショーを行った。
まず登場したのは、22年間、日本で漆文化を教えている漆芸家のチョ・ヨンボク氏。ペ・ヨンジュンは「新聞で偶然にもチョ・ヨンボク氏の記事を見て運命を感じた。漆には普段から興味があり、先生から学ぶことで正しく韓国の文化を広めたいと思った」と漆との出会いを紹介。手が荒れながらも全力で漆文化に触れたというペ・ヨンジュンに関し、チョ・ヨンボク氏は「東洋の誇り、“家族”の誇り」と絶賛した。ペ・ヨンジュンは「伝統を守りながら現代を融合することの意味を学んだ」と大きな収穫を手にしたような満足気なようすを見せた。
続いて登場したのは、韓服（チマチョゴリ）デザイナー兼風呂敷（韓国語ではポジャギという）アーティストのイ・ヒョンジェ氏。ライフスタイルも提案しているイ・ヒョンジェ氏からはキムチ作りなどを習ったという。ペ・ヨンジュンは「母親に感謝したいと思った。誰かのために何かをすることの大切さを学んだ」と感想を述べた。
その後、＜2010～2012 韓国訪問の年＞の広報大使に選ばれているペ・ヨンジュンと韓国観光公社社長のイ・チャムによる往復航空券が当たる抽選会などが行われ、イベントはクライマックスへ。
ペ・ヨンジュンはこの日のために覚えたという日本語で手紙を書くパフォーマンスを行った。「長い旅を終え、戻って参りました。良いものを見て、聞いて、食べている時、家族（ファン）の皆様がまず先に思い浮かびました。これからも家族の皆様と同じ夢を見て行きたいと思います」と綴り、家族からは大きな歓声があがった。また、フォトエッセイの一部を見事な日本語で読み上げると、会場からはさらに大きな拍手が巻き起こった。
そして、家族からペ・ヨンジュンへのサプライズとして、ポジャギで作ったバッグを家族全員が「ペ・ヨンジュン氏～」と叫びながら一斉に振るという演出を行い、それを見たペ・ヨンジュンは感動したようすで家族に向かってお辞儀をした。また、サイン入りのフォトエッセイも10名の家族にプレゼントされた。最後は輿（こし）に乗って会場を一周し、終始笑顔で家族の声援に応じた。
Copyrights(C)wowkorea.jp 0
