タレントのチャン・ジャヨン自殺事件を捜査中の京畿道・盆唐警察署は3日、日本に滞在しているチャン・ジャヨンの所属事務所前代表に対し、強要、脅迫、傷害、業務上横領などの容疑で逮捕状が発布されたことを受け、日本に身柄引渡しを要請する一方、位置追跡に乗り出した。チャン・ジャヨンは自殺直前、所属事務所から酒の席や夜を共にする接待を強要されたと訴える内容のメモを残していた。
 
前代表はローミングした携帯電話で国内の知人と連絡を取り続けているとされ、警察はこの携帯電話に対するリアルタイムの追跡令状を取り、移動通信会社を通じて位置を追跡し早期に検挙する方針だ。警察はまた、遺族と協議し、捜査総合発表の際にチャン・ジャヨンの遺書に登場する人物や被告訴人を公開し、どういう容疑をどのように捜査したのかすべて発表すると明らかにした。

チャン・ジャヨン の最新ニュースまとめ

一方、警察はソウル・江南区にある所属事務所の元オフィスから採集した髪の毛などDNAサンプル96点から男性5人、女性3人のDNA8点を確保した。女性のDNAのうちチャン・ジャヨンのものはなかった。

警察は捜査対象者のうち、犯罪容疑が浮上した人物を優先的に出頭させ調べる方針だ。チャン・ジャヨンが望まない接待を強要されたとのメモを残していることから、同席した事実が確認されれば強要罪の共犯とみなす。
Copyright 2009(C)YONHAPNEWS. All rights reserved. 0