韓国で活動中の日本人ロックバンド<コプチャンジョンゴル>のリーダー、佐藤行衛が来月2日、韓国でファーストソロアルバムを発表する。

1995年に旅行で初めて韓国を訪れた佐藤は、韓国料理にはまり、バンド名もコプチャンジョンゴル(モツ鍋)と名付けた。韓国ロックの父といわれるシン・ジュンヒョンの音楽に感動し門下生となったうえ、韓国人女性と結婚しており、韓国との縁は深い。

2003年からは前衛音楽家を集め即興音楽ライブシリーズ<プルガサリ>を開催するなど、フォークロックと前衛音楽でソウル・弘益大学前のアンダーグラウンド・ロック界を守ってきた。

ソロアルバムは韓国と日本を行き来しながらの作業だった。収録曲は叙情的なアコースティックサウンドが魅力的なフォークロックが中心で、歌詞は全て韓国語。ミキシングとマスタリングで1970年代のビンテージサウンドを作り出した点が特徴だ。来月18日にはソウル・表現ギャラリーヨギガでアルバム発売記念公演も開催される。

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