(上段左から)イ・ミンホ、チョン・イル、(下段左から)ムン・グニョン、チャン・グンソク
(上段左から)イ・ミンホ、チョン・イル、(下段左から)ムン・グニョン、チャン・グンソク
韓国芸能界で4人の21歳が注目を浴びている。ドラマ『花より男子』で俳優イ・ミンホが一躍スターに、『帰ってきた一枝梅』で英雄を演じるチョン・イルもドラマ放送開始前から関心を集めている。女優ムン・グニョンは昨年下半期にドラマ『風の絵師』に出演し、年末のSBS演技大賞で大賞を受賞、ドラマ『ベートーベン・ウィルス 愛と情熱のシンフォニー』の俳優チャン・グンソクもMBC演技大賞で新人賞をとった。

イ・ミンホ の最新ニュースまとめ

いずれも1987年生まれの4人の共通点として、まず、長い手足と整った顔立ちという恵まれた容姿が挙げられる。イ・ミンホは身長186センチメートル、チョン・イルは184センチ、チャン・グンソクは182センチの長身。ムン・グニョンもかわいらしく見えるが身長は165センチある。イ・ミンホは全体的にがっしりした体格で男らしく、大きな目鼻立ちとのバランスもいい。チョン・イルとチャン・グンソクは小顔で、どちらかというとソフトなマスク。ムン・グニョンは相変わらず愛らしい顔立ちだが、澄み切った美しさも感じさせるようになってきた。

各自のこれまでの活動をみると、ムン・グニョンは2000年にドラマ『秋の童話』で主役ソン・ヘギョの子役で注目され、2004年の映画『マイ・リトル・ブライド』でシンドロームを起こした。子役のイメージから簡単には抜け出せなかったが、ついに昨年『風の絵師』に出会い大人の役者に生まれ変わった。19歳年上の俳優パク・シニャンに負けない堂々とした演技が評価され、SBSの演技大賞をつかんだ。通常は30代以上の役者が選ばれる例が多く、彼女の受賞はなおさら目を引いた。

チャン・グンソクは2005年のドラマ『プラハの恋人』でチョン・ドヨンの弟役で注目され始めた。2006年の『ファン・ジニ』で大人の役者の仲間入りをし、映画『楽しい人生』を経て『赤ちゃんと僕』で主役に抜てきされた。昨年はドラマ『快刀 洪吉童』の後、『ベートーベン・ウィルス』で才能あふれる音楽家を魅力的に演じ、注目株となった。キム・ミョンミン演じる『カン・マエ(マエストロ)』の人気に押されやや影が薄い感もあるが、チャン・グンソクにとって間違いなく代表作だ。

チョン・イルは子役でも活動してきたが、2007年に放送を終えたシチュエーションコメディ『思いっきりハイキック』でスターダムにのし上がった。同ドラマが生み出した最高のスターといえよう。『帰ってきた一枝梅』のタイトルロールに決まり、昨年放送されたイ・ジュンギ主演のドラマ『一枝梅』を超える新たな一枝梅を生み出そうとしている。

イ・ミンホは『花より男子』のおかげで一晩でスターに。2006年にEBSドラマ『秘密の校庭』でデビュー、映画『カン・チョルジュン:公共の敵1-1』『うちの学校のET』などに出演したが、さほど注目を集めることはなく、本人も無名の苦しみを告白している。しかし、『花より男子』で“F4”ク・ジュンピョ役を射止め、ブレークした。

SBSのドラマ企画チーム長は「これまでの韓流スターが40代に差しかかろうとするなかで、次世代の韓流スターの発掘が切実な時」としながら、4人の21歳という若さに期待をかけた。
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