故チェ・ジンシル
故チェ・ジンシル
■芸能界
▼女優チェ・ジンシル

チェ・ジンシル の最新ニュースまとめ

20年間にわたりスター女優の座を守ったが、10月2日、40歳の若さで自ら命を絶った。1988年にMBCドラマ「朝鮮王朝500年」で女優デビュー、テレビコマーシャルでも人気を博すなど、芸能界のシンデレラに急浮上した。2000年にプロ野球界のスター、チョ・ソンミン選手と結婚したが、不和の末2004年に離婚。女優生活も低迷期に入った。しかし2005年にKBS「バラ色の人生」で再起に成功し、ことし放映されたMBC「私の生涯最後のスキャンダル」では第2の全盛期を迎えた。死後には2人の子どもの親権と財産管理権をめぐる論議が生じたほか、うつ病とインターネット上の悪質な書き込みに対する社会的驚愕心も呼び起こした。

▼俳優アン・ジェファン

シチュエーションコメディ「順風産婦人科」ドラマ「母よ姉よ」などで人気を集めた。9月8日、ソウル市蘆原区の住宅街に止められた車の中で死んでいるのが発見された。昨年11月にお笑いタレントのチョン・ソンヒさんと結婚したばかりだった。遺書には「ソンヒ、愛している。ごめん、ごめん」と書かれており、ファンに衝撃と悲しみを与えた。警察の調べの結果、40億ウォンに上る借金に苦しみ、練炭自殺を図ったと明らかになった。アンさんの死後、サラ金借金問題が社会的イシューとなり、妻のチョンさんは芸能活動を中断した。

▼演劇俳優パク・クァンジョン

俳優兼演出家として幅広く演劇の世界で活躍したが、12月15日に肺がんで他界した。46歳だった。3月に肺がんが見つかった後もドラマ撮影を続け、2本の演劇作品の演出を手がけるなど、最後まで作品に対する情熱を燃やした。1992年に映画「ミョンジャ・明子・ソーニャ」に出演すると同時に演劇作品も演出し、俳優兼演出家としてデビュー。映画「オーロラ姫」「魚座」「ナンバー3」、ドラマ「ミスターQ」「ポップコーン」「アイルランド」「ニューハート」など、数多くの作品で主に助演で出演し、コミカルながら人間味あふれる名脇役として愛された。2001年に劇団「パーク」を設立した。

▼歌手羅勲児(ナフナ)

1960年代以来、数多くのヒット曲を出し大衆に愛され続けてきた国民歌手が、ことしは出所不明のデマに悩まされた。暴力団に体を傷つけられたという説や重病説、女優とのスキャンダルなどさまざまなデマが事実のように広まったことを受け、表立った活動を休んでいた中で1月25日に急きょ、記者会見を開いた。デマはインターネットと口コミで若者から中高年世代にまで広がり、ケーブルテレビチャンネルが会見のもようを生中継するほど、国民的関心を集めた。会見中は欠損したという身体部分を見せなければ信用できないのかと激高し、壇上に上がり衣服を脱ぐしぐさを見せ、数百人に及ぶ取材陣から一斉にフラッシュを浴びる一幕もあった。

■スポーツ界

▼ゴールデンボーイ、パク・テファン

北京五輪水泳男子400メートル自由形で韓国水泳史上初の金メダルを獲得。200メートル自由形で銀メダルを追加し、アジア最高の水泳スターに浮上し、生涯最良の1年をおう歌した。2006年のドーハ・アジア大会三冠王、昨年の世界水泳選手権制覇からことしも金メダル行進はとどまるところを知らず、スポーツ選手で最も多くのスポットライトを浴びた。ことし19歳という若さで、来年は7月にローマで開かれる世界水泳で、400メートル自由形連覇に挑む。200メートルと1500メートルでもメダル獲得と自己ベスト更新を目標に掲げている。

▼フィギュアの妖精、キム・ヨンア

ある放送局のアンケート調査で、ことし韓国社会で最も成功した人物に選ばれるほどの大人気を博し「キム・ヨンア シンドローム」を生んだ。3月の世界フィギュアスケート選手権で2年連続銅メダルを獲得したのを皮切りに、グランプリシリーズ5大会優勝とグランプリファイナル銀メダルという輝かしい活躍を見せた。2006年にシニアデビューし、その年のグランプリ(GP)ファイナルと翌年の世界選手権で韓国人で初めて銅メダルを獲得。昨年とことしも頂点に立つ実力を見せ、世界の女子フィギュアを代表するアイコンとしての座を固めた。京畿道・高陽で12月に開催されたGPファイナルに出場後、トレーニングの本拠地カナダのトロントに渡った。2010年バンクーバー冬季五輪の出場権がかかる来年3月の世界選手権に備え、拍車をかける計画だ。

▼ゴルフの天才、シン・ジエ

ゴルフの皇帝タイガー・ウッズ、女帝ロレーナ・オチョアを抑え、米ゴルフ専門サイト「ゴルフドットコム」がことし最も多くのことを成し遂げた選手と評価するほどの目覚しい活躍を見せた。パク・セリを次ぐ韓国代表女性プロゴルファーとして注目される。今季はメジャー大会の全英女子オープン優勝など米女子ゴルフツアーの正規10大会に出場し3勝を収めるなど、6回にわたりトップ10に名を連ねた。LPGAの正式会員ではないため公式の賞金ランキングには入らないが、これら大会だけでもことし約177万ドルの賞金を手にした。オチョア(276万3000ドル)、ポーラ・クリーマー(182万3000ドル)に次ぐ、3位に該当する規模だ。ゴルフ専門誌「ゴルフワールド」は来年のLPGAプレーヤー・オブ・ザ・イヤーとルーキー・オブ・ザ・イヤーを独占する可能性もあると絶賛。アニカ・ソレンスタムの引退で委縮したLPGAツアーに新風を巻き起こす20歳のシンデレラとして注目されている。

▼キム・ギョンムン監督

北京五輪で野球韓国代表を率いる監督に就任。9戦全勝で金メダルを獲得し、監督人生で最も華々しい瞬間を迎えた。OBベアーズ(現斗山)出身、斗山コーチを経て2004年から同球団監督を務め、5年間にわたり指揮した。2006年を除いて4度ポストシーズンに進出、2005年、2007年、ことしと韓国シリーズにも進出したが、惜しくも優勝は逃した。独自の野球観で、北京五輪では野球創始国の米国、アジアの盟主日本、アマチュア最強のキューバを相次ぎ下し、韓国野球を世界の頂点に導いた。五輪後は卓越したリーダーシップを評価され、斗山と3年間総額14億ウォンで再契約した。

▼ウインクボーイ、イ・ヨンデ

北京五輪バドミントン混合ダブルスで金メダルを獲得、テレビカメラの前でウインクを投げ女性ファンを魅了した。高校1年生から韓国代表選手として活躍、北京五輪では出場バドミントン選手のなかでも最年少ながら優れたネットプレーで幼さに似合わない能力を発揮した。イケメンの実力派として国内だけでなくインドネシアなどアジア諸国でも人気を集めている。五輪閉幕後にインターネットのポータルサイトが実施した「北京五輪で浮上した新スター」を選ぶアンケート調査では、年上の女性票を多く獲得し堂々の1位に輝いた。

▼女ヘラクレス、チャン・ミラン

北京五輪で5つの世界新記録を一度に達成、金メダルを手にした。北京五輪までは国際総合大会での優勝経験はなく、初めて五輪の大舞台に立った2004年のアテネ大会では、惜しくも銀メダルに終わった。北京五輪では女子重量挙げ最重量級のわれた75キログラム超級競技で、チャンはスナッチで140キロに成功。クリーン&ジャークで186キロに成功しトータル重量326キロを記録、世界の頂点に立った。不断の努力で世界新規録を立て、女性の美しさへの認識を新たにさせた。五輪閉幕式では韓国旗手として韓国選手団を代表。広告にも出演した。

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