2006年に他界した元プロレスラー、金一(キム・イル)さんのの一代記を描くドラマの制作が進められている。金さんは大木金太郎のリングネームで日本のプロレス界で活躍していた。
 
韓国プロレスリング連盟は28日、来年のテレビ放映を目標に、ドラマ制作に向けた作業に着手したと明らかにした。60年代のプロレスヒーローを復活させることで、もう1度国民に夢と希望のメッセージを伝えるドラマになると話している。

ドラマは全24話。全羅南道高興郡の農家に生まれ、シルム(韓国相撲)を経て、日本に密入国しプロレス界に入り、英雄に生まれ変わるまでの過程から、後遺症で14年間にわたり病魔と闘った晩年まで、その生涯を描く。

放送編成権を確保し、主演俳優が決定すれば、早ければ来年3月ごろから撮影に入る計画だ。ただ、スタークラスの映画俳優4~5人と出演交渉を行っているものの、巨額の出演料やスケジュール調整が不可能などの問題があり、主演俳優が未定のままなど、課題は多い。
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