韓国映画『私の愛 私のそばに』(パク・ジンピョ監督)の主演が決まっていた俳優クォン・サンウが、クランクイン2週間前になって降板した。制作会社が27日、「クォン・サンウ、出演覆す」と題したプレスリリースで明らかにした。
 
同社は先月23日に、クォン・サンウとハ・ジウォンの共演を発表していた。映画は、全身の筋肉が動かなくなる進行性の難病、ALS(筋萎縮(いしゅく)性側索硬化症)を患う男(クォン・サンウ)のラブストーリー。

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制作会社と俳優の所属事務所が正式に出演を発表した後で降板するのはまれで、キャストが変更する場合も通常は時間をおきひっそりと別の俳優に替えてから発表する。

しかし今回、制作側はプレスリリースで俳優側が出演意志を覆したとし、「衝撃的で、相当な制作損失が予想される」と不快さを示した。同社によると、キャラクターも含めすべて合意ができており、つい先週もクォン・サンウは監督に映画に全力投球すると約束したばかりだった。それが26日にインターネットのファンコミュニティをのぞいたところ、クォン・サンウが日本のファンミーティングで映画ではなくドラマに出演すると話していたことが分かったという。

事務所側はまだ正式な立場を明らかにしていない。
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