ソウル・ワールドカップ競技場で26日、<ザ・グレート・ソテジ・シンフォニー>公演が行われた。肌寒い秋の夜空の下、3万人の観客がオーケストラに編曲されたソ・テジのロック音楽を鑑賞した。英国の指揮者兼作曲家トルガ・カシフ氏のタクトの下、英ロイヤル・フィルハーモニー管弦楽団の団員ら65人で編制された<ソテジ・シンフォニー・オーケストラ>とソテジバンド、混声60人編制の坡州市立合唱団がステージに立った。
ソ・テジ(Seo Taiji&Boys) の最新ニュースまとめ
韓国歌手ソ・テジはロックフェスでのカジュアルな服装ではなく、ブラックのジャケット姿で登場。『Moai』『永遠』は叙情的な旋律で、『インターネット戦争』『死の沼』はロックの雰囲気を生かしながら、管弦楽器がクラシカルなサウンドで変化を与えた。
『教室イデア』では、ソ・テジは「この曲を出したのは1993年だが、韓国の教育の現実はひとつも良くなっていない。一言で『めちゃくちゃ』だ。皆さんが変えなければ誰も変えてくれない」と語り、チェロとシンバルの鳴り響くなか、合唱団を従え熱唱した。家出問題を取り上げ、発表当時社会的影響を起こした曲『Come Back Home』では、自身も何度も家出をしたと打ち明け、「皆さんのなかに家出をした人はいますか。ここにいらしているご両親も心配しないで。うまくいきますよ」と語りかけ、笑いを誘った。アンコールでは、<ソテジ・ワ・アイドゥル>時代のデビュー曲『僕は知っている』を観客とともに熱唱、華やかな花火がステージを飾った。
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