ポン・ジュノ監督が2日、東京で行われた映画『TOKYO!』の完成記念記者会見に出席した。韓日仏の合作映画『TOKYO!』はフランスのミシェル・ゴンドリー監督、レオス・カラックス監督、ポン監督によるオムニバス形式の作品で、ボン監督は引きこもりを素材にした『TOKYO!<シェイキング東京>』を演出した。
 
主演の蒼井優、香川照之らとともに会見に臨んだポン監督は「関心はあるものの話しかけることができなかった女子大生から初めて話しかけられた気分」とし、東京の人々の孤独を表現したかったと作品について紹介した。電車の中の風景や1人で食事を取りに店に入る人々の姿など東京だけが持つ孤独と悲しみ、明らかに寂しいがそうでないふりをする人々に興味を持ち、これを極端に表現するため引きこもりの男性を主人公にしたと話した。

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日本での撮影については、2か月間家族と一緒に滞在しながら現地スタッフ100%で構成された撮影環境を満喫し、「日本人の中で孤独に作品を撮りたかったが、孤独を感じることができなかった」と感想を語った。
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