『最強チルウ』エリック　特殊装置の馬にまたがる“自分でも笑った”

去る24日に放送された KBS 2TV『最強チルウ』で、タイトルロール“チルウ”を演じている韓国歌手兼俳優のエリック（ムン・ジョンヒョク）が、馬を乗るシーンで、大きな目を瞬きもせず見開いている、“偽物”の馬がクローズアップされ話題を集めている。

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視聴者たちは、「馬の人形には笑った」、「あまりにもわかりやすくて笑ってしまった」などの意見がドラマの掲示板に寄せられた。後に視聴者たちが指摘した“偽物”の馬は、ハリウッドの映画でもよく使われる“Animatronics（アニマトロニクス）”装置だということが明らかとなった。

29日午後、京畿道（キョンギド）ピョンテク市の撮影現場で会ったエリックは、視聴者の意見を読んで、自分も一緒に笑ってしまったと話した。またエリックは、「この装置は、トム・クルーズ主演の映画『ラスト・サムライ』でも使われた装置で、大きな期待を寄せて用意した特殊効果の装置だけにとても惜しい」と話した。

ドラマ制作者＜オリーブナイン＞は、「アニマトロニクス装置の馬は、ハリウッドで10億～15億ウォンの製作費がかかり、レンタル料だけでも1日1億ウォンにのぼる」と話した。

演出を担当するパクプロデューサーは、「人より早く疲労する馬を扱うのはとても難しい。また恐怖心を抱いてしまうと、決まった動きをするのが難しくなる。望む角度で撮影を行うために人形の馬を使った」と話した。