30日午前、ソウル梨花(イファ)女子高校100周年記念館で行われた、映画『あなたは遠いところに』の製作報告会に、出演俳優たちが姿を見せた。主演の韓国女優スエは、「韓国映画が苦戦を強いられる中、大作と競争するのはとても負担だが、一生懸命撮った分良い結果が出れば嬉しい」と話した。

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スエ主演の映画『あなたは遠いところに』は、24日公開だ。イ・ジュニク監督が、初めて女性を主人公に選んだ映画。イ・ジュニク監督は、過去『王の男』というヒット作を送り出している。しかし今回は、公開1週間前に話題の超大作『良い奴、悪い奴、変な奴』が公開されるだけあって、激戦が予想される。さらに、対戦相手はトップ俳優ソン・ガンホ、イ・ビョンホン、チョン・ウソン。

スエは、「初めてシナリオをもらった時、果たして自分に演じられるのか心配だった」と話した。イ・ジュニク監督が一番最初にシナリオを渡したのが自分だと聞き、出演を決めたという。その後、“慰問公演団の歌手”役を演じるために、歌のレッスン、ダンスのレッスンに励んだ。

イ・ジュニク監督は、「全ての男性の初恋と言われる“母親”を思ったとき、一番最初に頭に浮かんだのはスエだった。歌は、はじめ本当に下手だった。しかし、母性愛あふれる美しい内面をとても上手く表現してくれて満足している」と話した。
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