俳優ソン・イルグクとフリーランサーキム某記者が、今度はCCTVをめぐって攻防を始めた。17日、キム記者の初公判が、ソウルの中央地方裁判所523号で行われた。

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キム記者は、この日、ソン・イルグク側が提示したCCTVについて疑問を訴えた。事件発生当日、キム記者がソン・イルグクと一緒にアパートの玄関に侵入した1分間の映像がたった1、2秒で回転するようになっており、どのような映像なのか判断することが難しいと主張した。

キム記者の法廷代理人側は、「なぜ早く回るのか、機械に異常があってかそれとも違う理由なのか原因を解明してくれるよう要請した。CCTVが操作されたということではなく、真相を解明してくれるよう該当映像を裁判所に提供した」と話した。

これについてソン・イルグク側は、「専門的な分析によって、真実を明らかにできるのなら、こちらとしては歓迎する」と応えた。検察側は、「操作はありえないこと」と話し、近くソン・イルグクを証人として申請する予定で、この攻防は来月8日にまた行われる。

キム記者は、女性月刊誌のフリーランサーで、去る1月、結婚を控えたソン・イルグクを彼の自宅前のアパートでインタビューしようとしたところ、ソン・イルグクから暴行を受けたとして彼を告訴していた。しかし、検察側は、キム記者を誣告罪(ぶこくざい)で在宅起訴している。
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