観客たちはいま、韓国映画界の興行期を作り上げた監督と俳優たちの帰りを待っている。韓国映画の危機論が続く中、沈黙を守っている映画人たちの行方を追ってみた。

ユ・ヘジン の最新ニュースまとめ

#“監督トリオ” ポン・ジュノ、パク・チャヌク、カン・ウソク

ポン・ジュノ監督は最近とても喜ばしい近況を伝えた。次回作に『マザー』が決まった。主演は、ベテラン女優キム・ヘジャと長い間復帰が期待されていた俳優ウォンビンだ。2人の俳優が母子として会うというお決まりの素材が重たく近づいてくる理由は、断然、ポン・ジュノという名前三文字が後ろを堅く守っているためだ。ファンたちは、映画『グエムル』で素晴らしい演出と作品性を見せた監督の“帰還”を待っている。

パク・チャヌク監督のプロジェクトも着々と進んでいる。次回作『こうもり』のクランクインを控え、“家族”たちを呼び寄せた。国民俳優ソン・ガンホをいち早く指名し、さらに新しくシン・ハギュンを投入した。女性主人公にキム・オクビンが決まっており、“第2のカン・ヘジョン”になれるか関心が高まっている。

韓国映画界の“大物”と呼ばれているカン・ウソク監督は初心に戻った。韓国映画の興行期と衰退期の中心に立っているカン・ウソク監督は、2002年の映画『公共の敵』の続編の撮影を終えた。当初のメンバーであるソル・ギョングとユ・ヘジンをそのまま呼び寄せ“AGAIN! 韓国映画ルネサンス”を目標に奮闘している。

#“俳優トリオ” ソン・ガンホ、チェ・ミンシク、チョン・ウソン

ソン・ガンホは巨匠たちとの活動を続けている。まず7月にキム・ジウン監督の映画『良いやつ、悪いやつ、変なやつ』 で1年ぶりにスクリーンに帰ってくる。俳優イ・ビョンホン、チョン・ウソンと共演、“100億プロジェクト”と言われ関心を集めている。公開前までは、パク・チャヌク監督の『こうもり』の撮影に専念する。

チェ・ミンシクは作家メインの作品に帰った。2005年、映画『クライング・フィスト』の後、沈黙していたチェ・ミンシクは、チョン・スイル監督の映画で、死亡したネパール労働者の遺族に遺骨を届けるため、ヒマラヤの山村を訪ねる人物を演じる。最近ネパールでの撮影を終えたという。

チョン・ウソンは映画『良いやつ、悪いやつ、変なやつ』 を通じて1年半ぶりにカムバックする。デビュー15年目のチョン・ウソンが、イ・ビョンホン、ソン・ガンホとどのような演技を見せてくれるのか期待が高まっている。

#“女優トリオ” チョン・ドヨン、キム・ヘス、キム・アジュン

チョン・ドヨンは最近忙しく動いている。イ・チャンドン監督の『シークレット・サンシャイン』に続き、再度作品性で勝負する。イ・ユンギ監督の新作『素晴らしい一日』の大詰め段階に入っている。映画『追撃者』を通じて次世代“忠武路スター”に浮上した俳優ハ・ジョンウと共演する。

キム・ヘスは映画『モダンボーイ』の公開を控えている。キム・ヘスは映画の中でモダンガールの役を演じ、スウィングジャズをはじめ多様な魅力を披露する。

キム・アジュンだけは引き続き沈黙を守っている。映画『カンナさん大成功です!』を通じて“忠武路の新星”として注目されたキム・アジュンは、1年以上も次回作が決まっていない。ソン・ヘソン監督の映画にキャスティングが有力視されていたが、製作者側が最近になって、チョン・リョウォンに決めたと伝えた。
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