2004年アテネ五輪に出場した韓国女子ハンドボールチームの哀歓と奮闘ぶりを描いた映画『私たちの生涯最高の瞬間』で主人公を演じたキム・ジョンウンとムン・ソリは、試合会場の東京・代々木競技場第一体育館を訪れ、韓国女子が日本に34対21で勝利を収めた瞬間を目の当たりにした。これで韓国女子は北京五輪本選に出場し、アテネでは決勝でデンマークに阻まれた金メダルに再び挑戦することになる。
キム・ジョンウン の最新ニュースまとめ
キム・ジョンウンとムン・ソリの2人は、選手のユニフォームにそろえ赤い服装でまとめた韓国応援団とともに、選手へ熱烈な声援を送った。試合は韓国でも生中継され、2人の姿も何度かテレビ画面にとらえられた。試合後、聯合ニュースの電話取材に応じたキム・ジョンウンは、「試合前、日本のマスコミのインタビューで、日本の方々には申し訳ないが、わたしたちが10点差で勝つと話したが、予想を上回る13点差で勝ち、すごく気分がいい」と声を弾ませた。ゴールキーパーの守備に感嘆し、ベテランが後輩を引っ張る姿に胸がいっぱいになったという。
2人は27日と28日には東京の韓国文化院で開かれた『私たちの生涯最高の瞬間』の試写会に出席している。30日には韓国男子の試合も見守る計画だ。
『私たちの生涯最高の瞬間』は封切りから3週間足らずで国内で250万人以上の観客を集め、ハンドボールに対する関心を高めることにも大いに貢献している。
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