4時間にも及ぶ公演を終えた後にもかかわらず、シン・スンフンは疲れたようすをみじんも見せなかった。日本・横浜アリーナで20日、<THEシン・スンフンSHOW~クリスマスミラクル・イン・ジャパン>コンサートを開催したシン・スンフンは、コンサートを通じ日本に自分の音楽を広めたいという夢が、少しずつ実現されていくようでうれしいと語った。以下は一問一答。

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―コンサートを終えた今の気分は。
「2004年にオーチャードホールで2500~3000人の観客を前に公演して以来、東京国際フォーラムで公演し、今年は東京、名古屋、大阪ツアーも行い、今日は1万人が来てくれた。最初に日本に来た時、コンサートをすることで自分の音楽を広めたいという夢を持ったが、少しずつ実現されていくようだ。韓国にはない『アリーナツアー』もしてみたいと思っていたが、それが可能になる日も訪れそうだ」

―4時間もの長丁場だったが、疲れはないか。
「日本語の通訳がつく上、ステージがすべりやすかったので転んでしまい、アンコールを歌いなおしたら、そうなった。4時間の公演もステージの上で転んだのも、17年間の歌手生活で初めての経験だった(笑)」

―クリスマスも日本で公演するというので、国内のファンはがっかりしているようだが。
「“いっそ(日本に)住んでしまえば?”と言うファンもいる(笑)。代わりに来年2月のバレンタインデーに(国内公演を)やろうかと考えているが、米国公演の可能性もあるので、今のところはまだわからない。国内公演をしばらく休んでいるのは、<THEシン・スンフンSHOW>そのものに若干の変化を与えたいためでもある。この公演名で多くの会場で公演を行った。もうファンたちも年を取ってきたので、客席にジャンプなどをさせたら“もうやめようよ”と言う(笑)。劇場とスタジアムを結合した、動でも静でもないステージを新しく作りたいと考えている」

―体力的にはきつくないか。
「かつては3時間20分の公演をした後、30分の休憩を挟んでまた3時間20分公演するというスケジュールを3日間やったこともある。わたしを見ようとわざわざ東京や名古屋などから来てくれた人たちに、何かお見せしたかった。公演翌日に疲れて倒れても、ステージの上ではまったく辛いとは感じない」

―レコード会社をエイベックス系に移籍し、アルバムをリリースしたが。
「今月初めに、日本のファンのために(クリスマス向けミニアルバム)『ウインター・スペシャル』を発売した。これまで3~4年もの間、韓国語の歌ばかりのわたしのコンサートに足を運んでくれた人たちにお返ししたかった。日本語曲『ソング・フォー・ユー』を初めて作曲したが、一緒に歌いやすいメロディにするよう心がけた」

―来年はオリコンチャートにも挑戦することになるのか。
「オリコンでトップになるには、BoAや東方神起のように日本に住まなければならないが、わたしは日本では海外アーティストというカテゴリーだ。レコード会社とも、日本や中国で知られる海外アーティストということで国際契約をしている。日本でどのような形で活動するかについてはまだ悩んでいるが、はっきりしていることは、日本だけではなく、中国などアジアで活動するということだ。北京五輪を控え中国からもあちこちからオファーが来ており、以前はわたしのことを知っているんだろうか?と思いもしたが、徐々に出ていけるようになりそうだ」

―日本での目標は。
「わたしの韓国語の歌を知ってもらいたいというだけでなく、日本の歌手と一緒にステージに立ちたい。日本の人たちは韓国の音楽をよく知らないので、韓国の多様な音楽ジャンルを広めたい。いつかは韓国の歌手、日本と中国の歌手がひとつに集ったステージを作ってみたい」

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