写真左からシン・チョル プロデューサー、イム・サンス監督
写真左からシン・チョル プロデューサー、イム・サンス監督
12月6日、東京・シネマート六本木にて、公開を控えた韓国映画『ユゴ 大統領有故』(原題:その時、その人々)のイム・サンス監督、シン・チョルプロデューサーが来日、記者会見が行われた。

韓国映画「ユゴ 大統領有故」のキャスト、公開日、あらすじ

1979年10月26日のパク・チョンヒ大統領暗殺事件という実際に起こった事件をもとに、“大統領暗殺”という歴史的事件に巻き込まれていく人々をシニカルに描いた同作は、大統領の遺族から上映禁止を求める訴えがなされ、現在も係争中にあるという問題作。

2005年の韓国公開時には、オープニングとクレジットの計3分50秒間のシーンに削除命令が出され、該当シーンが黒く塗りつぶされて上映されたが、今回、日本では無修正完全版での公開が決定。この日の記者会見では、削除された計3分50秒間のシーンのうち、クレジットのパク・チョンヒ大統領葬儀のニュースフィルムが上映された。

同作の韓国公開時、連日ニュースに登場し、映画会社から24時間体制でボディーガードがつけられたというイム・サンス監督は、「作品が一部、削除されたまま公開されるのは、監督として本当に胸が痛むこと。日本で完全版が公開されることになって非常に嬉しい」と、日本公開の感想を語った。

『ユゴ 大統領有故』は、12月15日よりシネマート六本木、22日よりシネマート心斎橋で公開される。

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