ペ・ヨンジュン主演の時代劇ドラマ『太王四神記』が最近、視聴率30%台と勢いに乗っている。特に18歳以下の視聴者に好評だ。22日に放映された回の全国家庭の平均視聴率は、視聴率調査のTNSメディアコリアの調べで32.3%、AGBニールセンメディアリサーチで30.5%と出て、同ドラマの視聴率では最高を記録した。
 
TNSメディアコリアによると、11月12~18日の週間視聴率をターゲット層別にみると、『太王四神記』は子ども(4~12歳)で10.4%、青少年(13~18歳)は11.5%で、それぞれ週間視聴率のトップだった。子ども層の場合はお笑い番組をわずかな差でかわし、青少年層もバラエティ番組と時代劇ドラマ『大祚栄(テジョヨン)』を抑えた。一方、成人男性(19歳以上)の『太王四神記』視聴率は14.1%で、18.8%の『大祚栄』に次いで2位、成人女性(19歳以上)も帯ドラマ『いい時も悪い時も』の21.5%を上回っていない。この週は子ども、青少年層に圧倒的に人気のバラエティ番組がサッカー中継のため放送されなかった点を考えても、この層での『太王四神記』人気は目を引くものがある。その前週(11月5~11日)も両層ともに3位だった。『太王四神記』の勧奨視聴等級は15歳以上にもかかわらず、子ども層では1週を除き常に上位5位に入っている。

韓国ドラマ「太王四神記」のネタバレあらすじ、キャスト、視聴率、相関図、感想

このドラマの人気は、映像とストーリーにあるとみられている。500億ウォンを超える多額の制作費が投じられ、映画にも近い華やかなコンピュータグラフィックを試み、ストーリーは硬くなりがちな正統派時代劇とは異なり、ゲーム世代にもなじみやすいファンタジー風の構造だ。こども・青少年層の好みにぴったりといえる。


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