日本の女性アイドルグループ<モーニング娘。>メンバーの高橋愛(21)、新垣里沙(19)、久住小春(15)が26日、ベストアルバムを携え韓国を訪れた。
 
アルバム『モーニング娘。ALL SINGLES COMPLETE~10th ANNIVERSARY~』は、デビュー10周年を記念し24日に韓日で同時リリースされた。デビューシングル『モーニングコーヒー』から最新シングルまで34曲と書き下ろし曲の合わせて35曲を収録し、初代メンバーから一番新しい8期のメンバーまで総勢25人の歌声が楽しめる。ソウル・瑞草洞で行われた記者会見の後、3人に話を聞いた。

2001年のオーディションに合格した高橋(現リーダー)と新垣は13枚目の、2005年に合格した久住は27枚目のシングルでそれぞれCDデビューを果たしている。ベストアルバムをリリースした感想を聞いてみた。新垣が「アルバムは、わたしたちが<モーニング娘。>に憧れていたころの曲から後輩を迎えての曲までを網羅しているが、長く活動してきたからこそ作れたCDだと思う。とてもうれしい」と口火を切ると、高橋も「結成当時のファンから最近ファンになってくれた人まで幅広く楽しんでもらえるCDだと思う」と満足感を示した。

10年間チームワークを維持してきた秘訣は何だったのだろう。「<モーニング娘。>は先輩たちが作ったチームだが、良いところを後輩に伝えていくというように、チームに強い愛情があったためだと思う」(新垣)、「常にライバル意識を持ち、互いを刺激しながらも同じ目標に向かっていることが大きいのでは」(高橋)

<モーニング娘。>が韓日で多くのファンを獲得している理由は、メンバーが入れ替わるという独特のチーム形式にもあるようだ。「<モーニング娘。>はいつも新鮮な姿を見せつつも、オーディションでメンバーを募集しているだけに、“がんばれば手が届くかもしれない”存在でもあり、そんな部分が人気につながっているのかもしれない」(高橋、新垣)

話題を転じ、韓国を訪れた印象を尋ねてみた。以前にも韓国に来たことがあるという新垣は、「わたしが来たのは冬だったが、イルミネーションがとても美しくて。それから、屋台の食べ物がおいしかったので、ぜひほかのメンバーにも食べさせてあげたい」と話した。初の来韓となる高橋、久住は「空港からソウル市内に向かう道で、景色が日本とまったく違うのに驚いた。もっといろいろ知りたい」と、韓国に興味を持ったようす。韓国での活動計画はまだ具体化していないとしつつも、「これからは何度も訪れたい」と口をそろえた。


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