熱気に包まれた会場=12日、東京(聯合)
熱気に包まれた会場=12日、東京(聯合)
人気韓国俳優イ・ビョンホンの37歳の誕生日に当たる12日、日本武道館で写真集発売を記念したショーケースと誕生日パーティが開催された。

イ・ビョンホン の最新ニュースまとめ

日本の公式ファンクラブ会員限定で2回行われ、全国各地から1万9000人のファンが駆けつけた。ドラマ『オールイン』や映画『甘い人生』などイ・ビョンホン主演の話題作を映像で紹介した後、“キラースマイル”をたたえたイ・ビョンホンが登場すると、武道館は大きな歓声と蛍光ライトのウェーブであふれかえった。

イ・ビョンホンは「海外で誕生日を祝ってもらうのは初めてですが、こんなにたくさん集まっていただきありがとうございます。ファンクラブ会員だけが来てくれたと思うと、ひときわ安心します」と挨拶。ソン・ガンホ、チョン・ウソンと共演している映画『良いやつ、悪いやつ、変なやつ』の撮影のため、ひげを生やし若干やつれた印象だが、「初めての悪役らしい悪役とあって、少し雰囲気が変わったかもしれませんね。でも周りの人に本当に悪役っぽいと言われると気分が良くなります」と演技に没頭する姿をのぞかせた。

この日発売された写真集『パリイ a monochromeman in a monochromecity』は、ロッカーのデビッド・ボウイの写真で有名な写真家・鋤田正義氏を中心に日本広告業界を代表するクリエーターが制作を手がけ、パリのエッフェル塔やセーヌ川、モンマルトルの丘などで撮影された。自分の喜怒哀楽などをそのまま表現したかったと話すイ・ビョンホンは、鋤田氏について「無表情のまま何の指示もなく、わたしに不満があるのかと思ってしまいましたが、作られた表情ではなくありのままを撮るために待つという哲学を持っている写真家です」と評価した。

またイベントではマネージャーが、飛行機や車に乗ると必ず靴下まで全部脱いでしまうこと、スターらの寝顔を撮影するなどいたずらな面があることなど、イ・ビョンホンの知られざるエピソードを披露した。誕生日ケーキが登場し、ファンが韓国語でハッピーバースディを歌うと、イ・ビョンホンは「一番記憶に残る誕生日のお祝いは何かとよく聞かれますが、これからは堂々と答えられますね」と感謝の意を示した。

イ・ビョンホンは年末に6万人規模の大都市アリーナツアーを計画している。今月末には映画撮影のため中国に向かう。

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