“幸せな”ハン・ジヘが9時間も涙を流したワケは？

現在“熱愛中”のハン・ジヘが、去る19日映画『彼、愛に出会う』（制作:The dream＆pictures）のクランクアップ現場で、“9時間の涙演技”を繰り広げ視線を集めた。

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映画『彼、愛に出会う』は、長く付き合った恋愛に嫌気がさした男ジュンソ（イ・チョンヒ）が、事故で意識不明に陥った恋人（ハン・ジヘ）を見て、忘れかけていた愛に再び気づくというストーリー。『恋風恋歌』のパク・テヨン監督がメガホンをとった。

忠清南道舒川（チュンチョンナムド・ソチョン）の葦畑で行われた最後の撮影は、長い間付き合った恋人を送るジュンソが、申し訳ない気持ちと愛しているという胸の内を告白するシーン。たった1度訪れたチャンスを、切ない感性で表現する映画のハイライトに該当する。

ハン・ジヘとイ・チョンヒは、劇中最も美しく悲しいこのシーンのために、3mを越える葦畑で9時間以上涙を流す演技に没頭した。監督の最後のOKサインが出ると、2人は撮影が終わったというすがすがしさの代わりに、情がわいたキャラクターとの別れという事実に、寂しさを隠せなかった。

とくにハン・ジヘは「何故だか、どうしてこんなに涙が出るのかわからない」と始終目頭を濡らしたというエピソードだ。2人はスタッフたちと挨拶を交わし感謝の気持ちを伝え、作品に対する深い愛情を示した。

“幸せな”ハン・ジヘが涙を止められなかった理由は、来たる秋頃に確認できる。

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